2012年01月31日

内覧会★同行ブログ 【仕様という言葉を鵜呑みにするな】

【467時限目】                  新築マンション内覧会同行 アーキスケット 出口

マンション内覧会同行検査でバルコニーに出てみると、

バルコニー戸境い壁から20cmくらいの位置の外壁に、
15cmΦのベントキャップというフード型の金物が取り付いています。

このベントキャップは、
キッチンレンジフードからの排気口。

ということは、
さんまを焼いた煙やら、ステーキを焼いた煙やらが
このベントキャップから出てくるということです。

ベントキャップの下側にある羽の向きを確認すると、
”ハの字”の形状。

これでは、バルコニー戸境い壁の1年後は真っ黒になるのが目に見えます。

立ち会っている施工会社担当者に、

「このベントキャップのハネは、”ハの字”に開いていますね。
 これではバルコニー戸境いの壁が真っ黒になってしまいますね。」

「そうですね。」

「こういった壁際に取り付けるベントキャップは、
 通常、排気の方向を片側にするハネ形状のタイプを使用するんじゃないですか?」

「内覧会場で上司に確認します。。。」


で、内覧会場。

内覧会シートの指摘事項の読み合わせ。

確認会の日程調整。

内覧会シートにマンション購入者のサイン。

でも、ベントキャップの説明には来てくれません。


すると内覧レディーが、

「確認が長引いているようですので、
 先に取り扱い説明書の確認をさせていただきます。」

と、分厚いファイルを取り出し、
40冊近い取り扱い説明書をひとつひとつ説明。

それが終わっても、
まだ、ベントキャップの説明には来てくれません。

「まだ、確認が長引いているようですので、
 先に共用部分の説明に行きましょう。」

「いいえ、説明を聞くのを先にしましょう。」

すると、マンション内覧会同行ご依頼者が、

「コーヒーをもう一杯もらえますか?」

この程度の回答をするのに、何十分待たされるのだろう。。。。


で、ようやく2杯目のコーヒーを飲み終える頃、
施工責任者が登場。

「ベントキャップは下向きタイプを使っているので壁を汚すことはありません!」

この人解っていない!

「ハネがハの字になっている下向きタイプを使っているから、
 壁を汚すことになると言っているんです。」

「こういう仕様ですから。」

黄門様の印籠のように、

”こういう仕様だから”と言えば、何も言えなくなると思っているのだろうか?

「では、その仕様を見せてください。」

「・・・・」

「そんなことは、設計図にも仕様書にも掲載されていないでしょう。」

「ハイ。。。」

「でも、売主が作っている自社の標準仕様書に記載があるかもしれません。」

「・・・・」

施工会社の一個人あるいは現場の人間だけの知識・実力だけで、
マンションの品質が変わって良いものではありません。

また、ミスをした場合、隠蔽されることだって考えられます。

ということで、

「施工会社の一担当者の回答ではなく、
 売主にこの件を伝え、
 売主の標準仕様書を確認したうえで、
 確認会のときに
 売主から回答をしてください!」


仮に売主の標準仕様書に記載がなくても、
こんなことは、マンションを造るうえでの常識(?)です。

このマンション。

売主は、日本を代表するデベロッパー。
施工は、マンション建設ではNO1のゼネコン。

これまで、同じ売主、同じゼネコンのマンションを
数多く内覧会同行してきましたが、

ベントキャップは、常識ある選定をしていましたよ!


2012年01月25日

内覧会同行ブログ 【苦情を言わずにいられない!】

【466時限目】                  分譲住宅内覧会同行 アーキスケット 出口

超大手デベロッパーの販売による、
準大手建設会社住宅事業部施工の、
大規模開発の分譲住宅内覧会同行です。

内覧会検査では、
 ・天井裏の天井断熱材の敷き込みがあまりにも雑
 ・天井裏壁断熱材グラスウールの防湿シートが破れている
 ・主寝室の壁・巾木は見た目に解るほど湾曲し波を打っている(1cm程度)
 ・アルミサッシ枠の結露受けやキャップが合計5箇所も付け忘れている
 ・アルミサッシの3枚のガラスにキズ
 ・階段手摺のビスが抜けている
 ・床フローリングが割れている
 ・和室の押し入れ敷居に釘が出ている
 ・天井照明周りや階段手摺ブラケット周りのクロスが破れている
 ・壁クロスの隙間があちらこちらに
 ・駐車場土間コンクリートのひび割れ
 ・バルコニー下の軒天井の汚れ
 ・外壁モルタルリシンの各所にひび割れ
などなど、

あまりの出来の悪さにショックを受けた内覧会同行ご依頼者が、

「是非、確認会にも同行してください!」


で、確認会です。

お部屋の中の手直しは、
いくつかの再手直しが必要なものがあるものの、
まあまあの対応がされています。

そして外部周りのチェックです。

外壁モルタルリシンのひび割れ手直しを見ると、
蛇がくねったような補修跡。

「ちゃんと色合わせをして再補修をお願いします。」

「出来るだけやってみます。」

すると、
新たに、外壁モルタルリシンのひび割れ2箇所を発見。

内覧会の時に見落としたのだろうか?
それとも、
内覧会以降ひび割れが発生したのだろうか?

「外壁のひび割れは、
 モルタルの乾燥収縮や建物の震動によって今後も生じる可能性があります。
 アフターサービスで直してもらえると思いますので、
 3ヶ月点検、1年点検、2年点検のときに確認することを
 頭の片隅にでも置いといてください。」

と、内覧会同行のご依頼者にアドバイス。

すると確認会に立ち会っていた施工会社の担当者が、
何を思ったのか、

「それでは、このひび割れも3ヶ月点検の時に一緒に直します!」

「今あるひび割れは、引渡し前に手直しされるのが当たり前でしょっ!」

「そうですかあー・・・・、では手直しします。。。」


ひととおりの確認会の検査を終了し、
施工会社の担当者は内覧会シートをコピーするため販売時事務所に向かいます。

待つこと10分。
売主担当者と2名で戻ってきます。

「どうでしたか?再指摘につきましては
 売主として責任を持って再手直しをいたします。」

すると、
これまで冷静な対応をしていた内覧会同行ご依頼者のご主人が、

顔に怒りの表情を浮かべて売主担当者に苦情です。

「外壁のひび割れを3ヶ月点検の時に直すなんて言われたんですよ!
 新築なんだから引渡し前に手直しするのが当たり前でしょっ!」

事情を知っていたのか?知らなかったのか?

「もちろん、引渡し前に手直しいたします。。。
 それでは手直しの確認は引渡しの時に。」

内覧会同行ご依頼者のご主人は、
更に怒りの表情を浮かべ、

「また指摘が残っていたらどうするんですか!
 引渡しはスッキリした気持ちで受けたいんです!
 再確認会を行ってください!」

「解りました。再確認会を予定します。」

すると今度は、
内覧会以降ウップンの溜まっていた奥さんが売主担当者に苦情です。

「内覧会の時にあんなに指摘があると思っていませんでした。
 売主だったら内覧会後に、
 『申し訳ありませんでした。』
 の一言くらいあってもいいんじゃないですか!」

「申し訳ありません。。。。」

この場にいた施工会社の担当者は蚊帳の外。
体が少し小さく見えます。


最寄り駅までの帰り道、

内覧会以降ウップンの溜まっていた内覧会同行ご依頼者夫婦は、
言いたいことを言ったせいか、
スッキリした顔をしながら、

「どうもありがとうございました!」

2012年01月21日

内覧会同行ブログ 【手直し方法の変更と責任回避】

【465時限目】                  新築マンション内覧会同行 アーキスケット 出口

60所帯弱の
コンクリート在来工法の新築マンション内覧会同行です。

早速、バルコニーから検査スタートです。

柱や梁はアウトフレームで、
コンクリート逆梁の上にアルミ手摺を取り付ける形状です。

この場合、
一般的には逆梁の天端高さで下の階と上の階でコンクリートを打ち継ぐため、
打ち継ぎ目地を設けます。

打ち継ぎ目地とは、
コンクリートを打ち継いだ隙間から、
雨が入り込まないようにコーキングで防水するもので、
見た目には、幅20mmくらいのゴムみたいなものです。

そこらへんのマンション外観を見ると、
フロア毎に水平方向に線が見えるのが打ち継ぎ目地です。

ところがです。
この打ち継ぎ目地が逆梁周りのどこを見渡しても一切ない!


で、内覧会場で協議です。

「バルコニーの逆梁周りに打ち継ぎ目地がありませんね。」

「申し訳ありません。手直しさせていただきます。。。」

「どうやって手直しするのでしょうか?」

「ダイヤモンドカッターでタイルを切り取り、コーキングして打ち継ぎ目地を設けます。」

「コンクリート部分はどうするんですか?」

「コンクリート部分もダイヤモンドカッターで切り取ります。」

「逆梁は断面欠損にならないようコンクリートフカシはされているんですか?」

「フカシがされています。」

「柱の外部側は足場も無いですが、どうするんですか?」

「足場を組んで手直しします。」

「打ち継ぎ目地が無いのは、このお部屋だけではないですよね。」

「全所帯、手直しします。」

「マンション引渡しまで2週間くらいしかありませんが、
 手直しできるのでしょうか?」

「出来ます!」

手直し方法と言い、手直し期間と言い無理がある!(?)
本当に手直し出来るのだろうか?

まっ、売主兼施工会社の販売責任者と現場責任者が、
手直し出来ると豪語するのだから
何とかするのだろう。。。


で、後日、販売責任者から、
突然、私あてに電話が入ります。

「実は、設計者も含め社内会議を開き、
 打ち継ぎ目地を設けるのではなくタイル面に撥水材を塗布する方法で対応したいと思います。」

「内覧会での説明の手直し方法は無理がありますよね。
 でも、何で私に連絡するのでしょうか?」

「指摘を受けましたので先にご連絡をしようと思いまして・・・」

「先ずはマンション購入者に連絡し
 手直し方法について説明をするべきではないでしょうか?
 それで、不安に思われたらこちらに相談の連絡があると思います。」

「では、マンション購入者に連絡させていただきます。」


で、今度は、マンション内覧会同行のご依頼者からメール連絡です。

「売主とアーキスケット様で方針決定された事項があるとお伺いしましたので、
 認識が合っているかを確認させてください。

 バルコニーのコンクリート打ち継ぎ目地について、
 マンション内覧会では打ち継ぎ目地を設けるという話でしたが、
 目地を設けるのではなく、
 タイル面に撥水材で防水する対応を行ったとのことでした。
 
 この方針は、売主兼施工会社とアーキスケット様で相談して決めたと伝えられたのですが、
 この認識は合っていますでしょうか?」


オイ、オイ、オイ・・・・

いつの間にか、
私が撥水材塗布という手直し方法を相談され決めたことになっている!

あり得ない!
私だったら、撥水材塗布なんて手直し方法は考えませんっ!

責任回避をするなっ! (怒)


打ち継ぎ目地の存在を見落としている施工と言い、

内覧会協議で、出来もしない手直し方法を行うと豪語したことと言い、

手直し方法を変更し、撥水材塗布といった安易な方法を取ったことと言い、

その手直し変更について責任回避することと言い、

そんな売主・施工会社があるんですね。。。。


2012年01月15日

内覧会同行ブログ 【建売契約前検査で良かったあー!】

【464時限目】                  建売住宅内覧会同行 アーキスケット 出口

「もしもし、まだ契約前なんですが、
 建売住宅の検査をすることはできるんでしょうか?」

「ハイ、対応させていただいています。」

「次のお問い合わせ者がいるので契約を早急に迫られているんですが、
 やっぱり、建売住宅購入は大きな買い物なので、
 契約前に専門家に検査していただきたいと思ってます。」

「建売住宅の契約後の内覧会検査のご依頼が多いのですが、
 契約前にしっかりと検査して、
 建売住宅購入契約の判断をすることが一番良いですね。」

「いくつかの建売住宅を見学したんですが、
 この物件は、この地域にしては安いので非常に気にいりました。
 でも、
 親が他の物件が良いと反対されているんです。
 検査をしていただいて、
 親の説得資料にもしたいんです。」

「では、予定させていただきます。」


建売契約前検査の当日です。

ご依頼者と最寄駅で待ち合わせをし現地に到着すると、
契約前ということで、
仲介業者の担当者だけがお出迎え。

お部屋に入ると、
安さを売りにしている建売住宅と違って、
安っぽさを感じません。

これならお買い得!?

で、早速検査を進めます。

外回り、2階の洋室3部屋
2階のリビングダイニング、キッチン、洗面室、ユニットバス、トイレ
1階の洋室2部屋、玄関周り

完成度が高い!

検査途中、
立ち会っている仲介業者も、

「私はこの建売住宅は良い出来だと思っているんですが、
 どうでしょうか?」
と声を掛けてきます。

「指摘も、小さなキズ・汚れ、塗装ムラあるものの良い出来ですね。」


・図面との相違確認検査
・仕上がり具合の目視検査
・サッシ開閉などの作動確認検査
などなど、出来うる限りの検査を終え、

最後にレーザーレベルを取り出し、
各お部屋の床の傾斜と壁の傾斜の測定です。(とりあえず、床から手の届く2mの高さで測定)

1階の洋室1の外壁に面する壁傾斜を測定すると、

何と、18mmも壁が傾斜しています。

次にその洋室1と洋室2の間仕切り壁傾斜を測定すると、

何と、16mmも壁が傾斜しています。

次に洋室2の外壁に面する壁傾斜を測定すると、

何と、21mmも壁が傾斜しています。

ところが、
2階、3階の各お部屋の壁傾斜を測定すると、
それほど傾斜していません。

ということは、
1階全体が、”くの字” に傾いている!

恐らく、軸組部材の柱が傾いているとしか考えられません。


住宅の品質確保の促進等に関する法律では、
”構造耐力上、主要な部分に瑕疵が存する可能性が低い。”
とされている壁傾斜はは3/1000未満。
すなわち、2mの測定高さでは6mmです。

これを基準として考えると、何と約3倍もの壁傾斜です。


日本建築学会標準仕様書JASS11木工事では、
”建て方精度の許容値は特記のない場合、1/1000以下とする。”
すなわち、2mの測定高さでは2mmです。

これを基準として考えると、何と約10倍もの壁傾斜です。


ここまで傾斜していてよく建て方が出来たよなー。。。。

とある意味感心してしまいます。

感心している場合ではない!

これらの壁傾斜をレーザーレベルで測定している状況と結果を、
建売契約前検査のご依頼者と仲介業者にも見てもらいます。


もちろん、建売契約前検査のご依頼者は、

「契約は取り止めにすることにします。。。。」


さて、仲介業者は・・・・・

きっと、次のお客さんを探すのでしょう。。。。

2012年01月09日

内覧会同行ブログ 【新春はじめてのマンション内覧会】

【463時限目】                  新築マンション内覧会同行 アーキスケット 出口

新春、はじめてのマンション内覧会同行です。

新年早々、色々な指摘が挙がりましたので列挙しちゃいます。。。

・南面バルコニー排水溝内に雨水の水溜り跡
  レーザーレベルで計測しても一部逆勾配になっていまーす。

・南面バルコニー天井リシン吹き付けで黒い穴がいっぱい。
  ジャンカ(コンクリート不具合)補修無しでリシン吹き付けがされているぞ!

・南面バルコニーコンクリート手摺外部側で伸縮目地のシーリング防水忘れ。
  これは外部足場繋ぎ部だっ!

・南面バルコニーコンクリート手摺上部で吹き付け塗装の剥がれ多数。
  外部足場解体時のキズ(?)これでは塗装裏に雨水が入りこんじゃうよ!

・バルコニーの排水配管の縦樋・呼び樋が白く汚れている。
  内覧会なんだから綺麗にしておいてよ!

・妻面室外機置き場のアルミサッシ水切り金物の下のシーリング忘れ2箇所。
  雨が降ったら漏水してもおかしくないぞ!

・妻面外壁部の全ベンドキャップ、全クーラースリーブ周りのシーリング忘れ。
  同じく、雨が降ったら漏水してもおかしくないぞ!

・妻面外壁部の縦樋固定金物が錆びついている。
  ステンレス製なのに、もう錆び付いているよ!

・リビングダイニングのアルミサッシ枠が凸凹いっぱい。
  アルミサッシの曲がり(?)をハンマーで叩いて直るわけないでしょ!

・リビングダイニングの照明器具の位置が図面よりズレテいる。
  問題ないにせよ、訂正図でなおされるべきでしょ!

・リビングダイニングの大型アルミサッシガラスに大きなキズ。
  せっかくの富士山の景観が台無しだ!

・キッチンのレンジフード幕板が未固定。
  幕板を指で押すとズレてしまうよ!

・洋室1の物入れ引き戸枠の取付が上下で10mm斜め。
  引戸扉が縦枠に当たってギーギー音がするよ!

・洋室1の壁が下り天井高さ位置で8mm斜め。
  許容値は3/1000だったよね!

・洋室1の柱が上記と同じ位置で10mm斜め。
  GLボードなのに何でこんなに斜めになるの?

・洋室2の網戸が平行四辺形になっていて閉めても隙間がある。
  これじゃー、蚊が入ってしまいます!

・洋室2物入れの全ての棚が幅が小さく(製作間違い)ダボに乗っかっていない。
  棚板を手前にズラして誤魔化さないでよ!

・洋室2のフローリング面材が幅1cm、長さ10cm程度剥がれている。
  フローリングを無理やり嵌め込んだらこうなっちゃいます!

・廊下の壁下地が大きく凸凹。
  クロス下地のパテ処理があまりにも悪い!

・廊下物入れのビスキャップ2箇所取り付いていない。
  単純な取付忘れだな。。。

・北面バルコニーコンクリート手摺スリット部の塗装忘れ。
  プライマーまで塗っているんだから忘れないでほしい。。。

・北面バルコニー天井のリシン吹き付け塗装ムラ。
  縦樋があってやりづらいのは解るけど、もう少し丁寧にやってよ!

・玄関SD上部下り壁出隅のクロスのキズ。
  材料搬入で傷つけたな!

・ポーチのメーターボックス扉下部で長尺シートがV字に切断されている。
  コンクリートこぼれをそのままにして貼っているからV字に切断。あり得ないっ!

・ポーチ、外廊下の巾木部分が仕上がっていない。(モルタル凸凹、ウレタン防水未済)
  未済と言うけれど、長尺シート貼る前にウレタン防水巾木じゃないの?


ここまで、マンション内覧会同行ご依頼者が気が付いた指摘は、
バルコニー天井のジャンカと
アルミサッシ枠の凸凹と
キッチンレンジフード幕板のズレのみ。

素人の方では、
意外と気が付きそうで気が付かないものなんですね。

その他、キズ、汚れ等、
マンション内覧会同行ご依頼者の指摘も合わせると、
合計49箇所の指摘です。


テレビの、”新春はじめてのおつかい”
のように、
泣けてきちゃいますね。。。。
  


  

  

2012年01月04日

内覧会同行ブログ 【マンション引渡し後の勝手な手直し】

【462時限目】                  新築マンション内覧会同行 アーキスケット 出口

マンション内覧会からマンション引渡しまで、
色々とトラブル続きで、

何度、確認会を行っても手直しがされない!

売主と施工会社に大きな不信感を抱いてしまったマンション購入者から、
マンション引渡し当日の内覧会指摘事項の最終確認のご依頼です。

「せっかくですから、
 初めてのマンション内覧会同行と同じ内容の検査をさせていただきます!」


お部屋に入り、
先ずは、これまでのマンション購入者が指摘した手直しの確認です。

指摘事項はキズ・汚れといったものがほとんどで、
内覧会シートに記載されている指摘項目は全て手直し完了!

しかしです。。。

改めて私の検査を行うと、
合計25項目の指摘が挙がります。

避難ハッチの凹みやアルミサッシのビス抜け・きしみ音、網戸のほつれなどなど、
簡単に手直し出来るものだけだったらまだ良いのですが、

図面と異なる納まりにしてしまっている指摘事項が2か所発見されます。

これまでに、訂正図や変更説明などなかったらしく、

マンション購入者も、

「こんなことは、頻繁に起こるものなのでしょうか?」

と、更に売主・施工会社に対する不信感を増します。

図面と異なる1つは、
排水配管の位置が異なるというもので、
図面の位置では基礎に当たってしまいます。

原因は、
意匠図と構造図の整合性が取れておらず、

設計の初歩のミス。

こればかりは、絶対に直らない。。。

残りの1つは、
テラスと植栽部分を隔てるコンクリートの立ち上がりが無い!
といったもの。

「このほうがつまづかない。良かれと思って変更しました。」
との回答です。

これは現場の勝手な判断。

何が良いか悪いかは、個人個人の主観で異なります。

売主・施工会社に不信感を抱いているマンション購入者も、

「雨の時の泥ハネだってあるんだから、設計図どおりに直してもらいたい!」

ということで、
当初の設計図どおりに手直ししてもらえることに・・・・


後日、マンション購入者からのメール相談です。

「今日、突然、売主担当者から電話があり、
 『これから直ぐに管理人の鍵を使ってテラスの手直しに入らせてもらいたい。』
 と連絡がりました。
 しかし、私達の立会いのオファーをしたにも関わらず、
 私達がいない時に職人さん達が入り、
 勝手に手直し工事がされてしまいました。
 
 マンション引渡し後に、
 テラスと言えども勝手に入居者の立会い無しで入られることは
 あまり気持ちの良いものではありません。

 現場の方の考え方に更なる不信感を抱いております。。。」


で、添付されていた手直し写真を見ると、

テラスの先端に、10cm角のコンクリート製品(敷地境界ブロック)を
モルタルで敷き並べただけ。。。

固定用のアンカーも打たれていなければ、
防水や塗装といった仕上げ工事すらされていません。

他の所帯や共用部分では、
鉄筋を組み、型枠を組み、コンクリートを入れ、防水がされ、塗装がされているのです。

またも、現場の勝手な判断で、
現場にとってやり易い手直し工事がされてしまっているのです。

これは、手抜き工事!?

そこで、本来の設計図どおりの手直し方法についてアドバイス。


後日、マンション購入者からのメール報告です。

「売主から、テラスの立ち上がりコンクリート工事の概要および工程表が送られてきました。
 設計図どおりの仕様で手直しの検討をしていただいておりますので、
 そのまま着工をお願いするつもりです。」

2011年12月30日

内覧会同行ブログ 【新築住宅 引渡し直前検査】

【461時限目】                  新築住宅内覧会同行 アーキスケット 出口

新築住宅購入者からのお問い合わせ。

「もしもし、今日、新築住宅の内覧会同行し検査をしてもらえませんか?」

「午後からでしたら対応させていただけます。
 それにしても急ですね。」

「1週間前に新築住宅の内覧会検査があったんですが、
 クロスの出来があまりにも酷く、内覧会検査になりませんでした。。。
 親父も、
 『こんな下手くそなクロスを見たことはない!』 
 と怒っております。
 しかし、新築住宅の引渡しが4日後なので心配なんです。。。。」


電話で、検査をするために揃えていただく資料などのお手続をお話し、
早速、現地へ向かいます。

そして現地に到着すると、
職人さんが外構工事を行っています。

何とか、外構工事は4日後の引渡しに間に合いそう(?)。

そして、玄関からリビングダイニングに入ると、

壁のいたるところに、
クロスの不具合を示す付箋が100枚ほど貼られています。

確かにクロス貼りが一見にして雑!!!

クロスのジョイント部分や木製建具枠まわりにはノリがべったりと付いており、
壁と天井の取り合いや階段取り合いの細かいところでは、
クロスがきちんと接着されておらず、ヒラヒラと浮いています。

壁の入隅部分のクロスカットは波をうっており、
下地処理のパテに段差があって照明で壁に影が落ちています。

親父さんが怒るのも当然だ!

それにしても、
クロスの手直しだけでも引渡しに間に合うのだろうか?

こんな状態では、
他の指摘もたくさん出てくるのだろう。。。。(?)


で、新築住宅の内覧会検査を進めると、
出てくる出てくる指摘事項。

屋根のスレート葺きには泥の足跡があるかと思えば、
外壁にある排気口のベンドキャップが取り付いていない。

階段手摺はビス抜けが各所にあるどころか、
ビス穴間違いの穴が各所にある。

玄関ドアには大きな凹みキズが数か所かるかと思えば、
トイレや洗面室の木製扉の戸当たりを付け忘れている。

洗面室にはタオル掛けが付いていないし、
クローゼットの中のパイプハンガーは左右で高さが違う。

床下を覗くと断熱材のグラスウールが脱落しているし、
床を支える束材が切断されているところもある。

笑っちゃうのは、
キッチンの吊戸棚の扉を開けようとすると煙感知器に当たってしまい、
半分も開かない。

その他合計60箇所の指摘事項があがります。

残り4日で手直しは厳しそう。。。

そして、
最後にレーザーレベルを取り出し、
各お部屋の床の傾斜と壁の傾斜を測定します。

すると、あろうことか、
リビングダイニングの床全体が18mm(2.7mの範囲)も傾斜しているのです。
そして、その上にある2階の洋室でもまったく同じ状況。

ということは、
恐らく、土台の高さの精度が悪いせい。。。


売主の立会い者にこれらの指摘を説明すると、

「手直しします。」

でも、問題は4日後の新築住宅の引渡しまでに直るかどうか?

でも、床の傾斜の手直しは残り4日では出来っこない。。。

はたして、新築住宅の引渡しはどうなるのだろうか?


で、4日後の引渡し日、
新築住宅内覧会同行検査のご依頼者からご連絡。

「今日、新築住宅の引渡しを受けました。
 やっぱり、床の傾斜の手直しをすると1月20日ころになるそうなんです。。。
 2、3日なら引渡しを先延ばししようとも考えたんですが、
 事情もあってそこまでは待てません。
 床の傾斜については入居後、状況を見て直してもらいます。」

はたして、生活しながら床傾斜を直せるのだろうか?

新築住宅の入居者も、
手直しする職人さんも大変な思いをするのが目に見えます。。。

そんな思いをさせないよう、
施工会社には品質監理だけではなく工程管理も
しっかりしてほしいものです。


2011年12月25日

内覧会同行ブログ 【構造図を見ても解りませんよ】

【460時限目】                  新築マンション内覧会同行 アーキスケット 出口

東京都内の14階建て新築マンション。

最近のマンションでは超高層だけではなく、
この程度の階数のマンションでも、
バルコニーや共用廊下の壁にALCといった製品が使用されているのが主流です。

個人的な感想としてはちょっと残念。。。

しかし、今回のマンションの構造は、
柱も梁も床も壁も、
全てが現場でコンクリートを流し込んで造られるRC在来工法です。


お部屋の検査を終了し共用廊下の検査です。

壁の仕上げはタイル貼り。
在来工法なので、
柱際には構造スリットと呼ばれる柱と壁の縁を切るための伸縮目地が、
廊下の壁各所にみられます。

しかしです。

何故か、出窓下の壁には構造スリット部分の伸縮目地があるものの、
出窓の下の床と出窓横の壁に構造スリット部分の伸縮目地が見当たりません。

うーーーん、
おそらくこの場所には構造スリットが入るんじゃないかなあー?

念のため、上の階、下の階の同じ場所を見に行くと、
やっぱり、構造スリット部分の伸縮目地がありません。
おそらく、1階から14階まで無いのでしょう。

もしかして、この場所は構造スリットは入らなくて良いのかなあー?

マンション内覧会に立ち会っている施工会社の担当者に尋ねても、

「解りません。。。」

「では、内覧会場で構造図を見せてもらえますか?」

「ハイ、解りました。。。」


で、マンション内覧会場です。

構造図の用意をお願いし、
現場所長も交え内覧会検査のまとめ(指摘事項の確認)を行います。

5分、10分と経過し内覧会検査のまとめを終了しても、
構造図が用意されません。

「構造図はまだですか?」

「今、取りに行っています。。。」

で、5分、10分・・・・・

「構造図はまだですか?」

「では先に共用部分の見学をしたらどうでしょう。」

「いいえ、構造図を持ってくるまで待ちます。」

すると、現場所長が、

「構造図を見ても、構造スリットは解りませんよ。」

?????

この発言は何を意味しているんだろう?

構造図には構造スリットの記載が無いということなのだろうか?
でも、そんなことは無い!

では・・・・

内覧業者ごときが構造図を理解することができないということなのだろうか?
もしかして、馬鹿にしている?

「貴社施工のマンションは百件以上見させてもらっています。
 貴社構造図の標準仕様も承知しています!
 とにかく、構造図を見せてください。」

すると、内覧会場の別なテーブルに置いてあった構造図が用意されます。

なーんだ、すぐそこにあったんだ!

では、何故?直ぐに持ってこないの?

それはさておき、構造図を開きます。

やっぱり、
出窓部分にも構造スリットの記号▼があるではありませんか!

「おそらく、コンクリートには構造スリットは入っているものの、
 伸縮目地を設けず、タイルをそのまま貼ってしまったんだと思います。。。」

「構造スリットが入っていなければ大変なことになりますものね。
 いずれにせよ、タイルをめくって構造スリットが入っていることを確認することと、
 タイルにひび割れが生じないように、
 構造スリット部分には伸縮目地を設けることが必要ですね。」

「解りました。。。」

「念のため、このお部屋だけではなく、上の階、下の階、1階から14階までですよ!
 それと、構造スリットがあることを証明する写真を撮っておいてください。」

「解りました。。。」


内覧会場での協議も終え、エントランスに向かうと、

「すみませーん。私、このマンションの売主の責任者です。」
と名刺交換を要望されます。

「万が一、構造スリットが入っていない場合、
 耐震偽装に匹敵するものです。
 構造スリットが入っていることを確認することと、
 タイルの伸縮目地を設けることについて、
 施工会社任せではなく売主としても確認してください。」

「解りました。」


敷地を出て駅に向かう途中、
施工会社の人が走り寄り、

「すみませーん。私は施工会社の技監を担当しているものです。」
と名刺交換を要望されます。

「技術監査の担当でしたら、
 今回の構造スリットの確認と手直しをしっかり監理してください。」


後日、マンション内覧会同行ご依頼者からのご報告。

「今日、再内覧会に行ってきました。
 構造スリットの件はタイルを上から貼っていたようで、
 一連の作業の写真を見させてもらいました。
 写真は社外へは持ち出せないそうで、
 出口さんに確認してきただく事が出来ず残念ですが、
 きちんと説明をしてもらえたので大丈夫かと思います。」

2011年12月19日

内覧会同行ブログ 【和室6畳が4.5畳に?】

【459時限目】                  新築マンション内覧会同行 アーキスケット 出口

新築マンション内覧会同行のご依頼者から
事前に送付されてきた資料を確認します。

その中に、
訂正図と呼ばれるものが入っています。

これは、マンション購入契約時の間取り図から
現況が変更となってしまった場合に提出されるものです。

本来、マンション購入契約時の間取り図から
変更が無いことが理想なのですが、

・役所の指導による変更
・改善
・施工上の都合

といった理由から変更になる場合があります。

送付されてきた訂正図を確認してみると、

和室の6畳が、
4.5畳+板畳(幅60cm程度)に変更されているのです。

変更の理由は何なんだろう?

マンション内覧会の時に聞いてみよう!


マンション内覧会当日、
和室に入ると、

アレッ???

畳が6畳分あるではないですか!

変更になったんではなかったのか?

でも、板畳は変更図どおり60cm程度の幅で敷き込まれています。

お部屋が広くなったのか?

そんなことは無い。

このお部屋は壁芯で、
3.31m×2.45m。
実質の広さは約5.0畳なのです。

マンション内覧会に立ち会っている施工会社の担当者に、

「変更図では畳割りが4.5畳に変更になっていますが、
 現況は6畳です。
 訂正図から更に変更したんでしょうか?」

すると、慌てて自分が持っている内覧会シートの間取り図を確認しています。

「本当ですね。。。間取り図と異なった畳割りですね。。。」

「そもそも、当初和室6畳の畳割りが4.5畳に変更した理由はなんだったんでしょうか?」

「うーーーん? 解りませんので内覧会場の方で確認します。」


内覧会場です。

数十分待ち、ようやく現れた訂正図に関して解る方。

「訂正図の和室6畳を4.5畳の畳割りに変更した理由は、
 当初の6畳の畳割りだと畳の縦と横のバランスが悪く、
 板畳を設け4.5畳に変更しました。」

これは改善と言えるのだろうか?

「でも、現況は板畳もあるし、6畳の畳割りになっていますよ!
 これでは、板畳を覗く広さ4.5畳に、
 むりやり6畳の畳割りになっています。
 当初の畳のバランスよりさらに悪くなっているのではないでしょうか。」

「・・・・・・」

「訂正図から更に変更した理由は何でしょうか?」

「・・・・・・」

どうやら、施工会社は6畳への再変更の認識は全く無い。
畳業者が、4.5畳の畳割りに変更されているのを知らないで、
4.5畳の広さも中で、
無理やり6畳の畳割りをしたのでしょう。

マンション内覧会同行のご依頼者も、

「私も和室の畳が変だと思いました。。。。」

「現況で良しとするか?、やはり4.5畳の畳割りにするか?
 それとも契約時の板畳を無くして6畳にするか?
 いずれでも対応してもらえますよね。」

「ハイ。。。」


後日、マンション内覧会同行ご依頼者からのメールです。

「マンション内覧会翌日に、採寸のため再度お部屋に入ったところ、
 施工会社の方より和室に関して再度お話がありました。
 畳の変更に関しては、確認書にサインをしているため、
 4.5畳への畳への変更しかできない旨の説明でしたので、
 その通りに進めていただくことになりました。」


マンション内覧会直前に、
訂正図が送られてくる場合があります。

変更理由が役所指導であるならば仕方がないとも思えますが、

改善といった場合、
マンション購入者にとって本当に改善なのだろうか?

施工上の理由の場合、
マンション購入者にとって不利になっていないのだろうか?

を疑ってみることも必要です。


 

2011年12月13日

内覧会同行ブログ 【新築マンション突貫工事のツケ?】

【458時限目】                  新築マンション内覧会同行 アーキスケット 出口

新築マンション内覧会同行ご依頼者と
最寄駅で待ち合わせ現地に向かいます。

マンションエントランスの目の前、
道の向こう側のコンビニエンスストアに十数名の職人さん達の人だかり。。。

その皆が皆、私達一行に視線を向けています。

そして、受付を済ませお部屋に向かう途中、
やっぱり職人さん達があちらこちらに。

「まだまだ、職人さん達がいっぱいいますね。
 新築マンションの引渡し日はいつなんですか?」

「2週間後なんです。
 そもそも、新築マンション内覧会も当初の予定から1ヶ月ほど遅れたんです。。。」

もしかして、突貫工事?

指摘事項が少ないと良いんだけど。。。。

でも、やっぱり。。。。


先ずはバルコニーから検査です。

逆梁のコンクリート手摺の外側を覗いてみると、

何と! 
横引きのドレーン(排水口)呼び樋と竪樋が接続されていません。

その排水配管周りのコンクリートには亀裂があり、
エフロレッセンス(白華)までが浸み出ています。

外壁タイルの小口には大きな隙間があちらこちらにあり、
これでは雨水が入り込み、
将来的には、タイルが剥がれ落ちるのが目に見えます。

逆梁と柱のコンクリートの取り合いには、
コンクリート打ち継ぎ目地なんかはなく、一体どうするんだろう。。。。

掃き出しのアルミサッシ水切りの下部に指を入れてみると、
シーリング防水さえ忘れている。
これではリビングダイニングが漏水してもおかしくない。

天井塗装の出来も悪く、アンカーボルトの跡がしっかりと残っている。

2段積みのクーラー室外機置き場は転倒防止アンカーも打たれていなく、
クーラースリーブ周りは隙間だらけ。。。

バルコニーの検査だけでも40分を要してしまいます。


リビングダイニングに戻ると、
床フローリングにご依頼者が付けた付箋が一面びっしりと。

お部屋内の検査も油断は出来ません。

先ず気がついたのが、
大きな大きなFIXガラスにキズ多数。

その他のガラスでもキズが各所に発見され、
合計6枚のガラスの取り替えが必要です。

オプションのピクチャーレールは、
ビス留め位置の間違えで穴だらけ。

アルミサッシ枠にもビス抜けが2箇所見つかります。

洋室では、木製扉の戸当たりも付いておらず、
物入れ内では壁から釘が飛び出してさえいます。

洗面室では、図面に記載の火災報知機が付いておらず、
三面鏡と壁の間には大きな隙間がありシーリングさえ行われていません。

トイレでは、床石の長さが短く、巾木との取り合いに大きな隙間。
手洗いの点検口はビス留めさえされていません。

玄関周りでは、下足入れ内のパネルが割れ、
玄関扉枠の塗装は下塗りだけで仕上げ塗装さえされていません。

ポーチ周りでは、
手摺のモルタル補修跡に塗装もされておらず、
メーターボックス内ではピーコンモルタル埋めさえ忘れています。


これらの原因は、
突貫工事だったという理由だけなのでしょうか?

いいえ。。。
売主・施工会社担当者の建築知識、現場管理能力の問題です。

そして、そのツケはマンション購入者に。。。

「年内に引っ越しをする予定ですが、
 引っ越し後にも手直しをすることになるのでしょうか。。。」


 
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