【25時限目】 author アーキスケット 出口
送られてきた封筒を開けると、
中には、とんでもない請求書が入っていました。
内容を見ると、何と230万円の原状回復請求ではありませんか。
「何じゃこりゃー!」とあっけに取られた顔。
そして、だんだん恐怖が襲って来て不安に満ち満ちた顔に変貌。
これは、ある学生さんに突然舞い込んできた出来事です。
経緯をもう少し詳しく説明しますと、
お父様が亡くなられたのですが、
そのお父様が仕事の為に借りていた
たった25?程度のワンルーム事務所を解約したのでした。
もう23年ほど借りていたこともあり、
部屋のクロスは煙草のヤニで変色し、
床の長尺シートはボロボロに磨り減っていました。
しかし、それらの張替え費用を借主側が全額負担をするとしても、
たかが知れた金額のはずです。
請求書の内容を見てみますと、
■クロス張替え、床フロアリューム張替え 15万円
■ハウスクリーニング 3万円
これらは、百歩譲って良しとしましょう。
しかし・・・・・・・
■壁・天井の下地を含める撤去費用 26万円
■新規の壁・天井の下地工事 48万円
■アルミサッシの取替え 60万円
■ベランダ防水工事 10万円
■便器・キッチン取替え、コンセント取替え等設備 25万円
■運搬・諸経費 25万円
■その他および消費税 18万円
これらは、建物のコンクリート以外は全て新しくするという内容です。
しかし、古いとは言っても取り替えるまでの理由は見当たりません。
しかも、ボッタクリの単価
『こんなこと、何で借主のお金でやらされなければならないの?』と
疑問を遥かに通り超え、怒りさえ感じます。
その学生さんは、
何とか自分で解決しようと奮い立ち、
恐ーい、恐ーい、家主のところへ一人で交渉に行きました。
しかし、『出直して来い!』との一喝に泣く泣く退散。
そして、話がつくまでは、鍵の受け取りもしてもらえず、
毎日毎日、7000円の賃料が嵩んでいってます。
(原状回復返還までの賃料倍額賠償の契約条項)
『裁判所に訴えるしかない!』ということで現在準備中。
(鍵の返還は、内容証明郵便+送付物《鍵》記載の書留で対抗)
借家住まいの皆さーん、
あなたにも、こんな恐怖の手紙が届くかも知れませんよー!
次回は、【未然に防げたあー!敷金返還トラブル】を予定しています。
それでは、次回をお楽しみに・・・・・・・お疲れ様でした。