【31時限目】 author アーキスケット 出口
マンション内覧会待合わせ会場で、
内覧会立会いの依頼者とマンションのアレコレについて談笑していると、
「本日、内覧会で立会いさせていただきます。施工をしました三井住友建設の○○です。」と
担当者がやって来ました。
「えっ!○○君じゃないか。」と驚く私。実は、昔の部下だったのです。
昔の鬼上司(?)を相手に、「やり辛いです・・・・・・」と不安げな顔。
(決して不仲な関係であった訳ではありません。と私は思ってますが・・・・)
いざ、内覧会検査開始です。
先ず、バルコニーに出ると東京湾が一望できる素晴らしい眺めです。
しかし、この感動も束の間。
バルコニーに目を移すと、「んーーーー?????」
あまりにも塗装がひど過ぎ!
外壁の吹付け塗装は、下地である左官補修が凸凹、
バルコニーの天井はムラだらけ。
「工期が短かった訳でもないのに仕上りが悪いね。」の一言に、
昔の部下も、「私もそう思います。」と細々とした返答。
専有部分の内覧会検査を終えロビーに向かう途中、
共用部分であるEVの外壁部分を見て、
「これまた仕上りが悪いね。」の一言に、
「私もそう思います。」と同じ返答。
ということで、再内覧会となった訳ですが、
すると、
その部屋のバルコニーの外壁部分は全て削り取られ、
全面手直しの真っ最中。
また、EV外壁(何基もある)も全てにゴンドラがセットされ、
全面手直しの真っ最中。
依頼者は、「再内覧会に間に合っていない!」と憤慨すると思いきや、
「ここまでやってくれるんだ。」と感動すらしています。
確かに、ここまですれば”数百万円単位の手直し”です。
結局、再々内覧会を行い、無事入居の運びとなりました。
昔の部下に、
「よくここまで対応したな。」と声を掛けると、
「会社として恥ずかしいですから。」との回答。
「アッパレ!」と言ってやりたいのですが、
「工事中の施工管理をしっかりとしろ!」と
昔の鬼上司からの厳しい一言でした。
次回は、【身障者にとって本当に辛い敷金トラブル】を予定しています。
それでは、次回をお楽しみに・・・・・・・お疲れ様でした。