【43時限目】 author アーキスケット 出口
マンションにお住まいの家庭では、
「うちのマンションのエレベーターは大丈夫だろうか?」
「チョット恐いし、私、ダイエットも兼ねて階段を上り下りするわ!」
などと、エレベーター事故の話題で持ちきりかもしれません。
高層化したマンションライフでは、
エレベーターは欠かせないものとなっています。
『建築基準法』では、
エレベーターの構造について、詳細に規定しています。
その中の、《エレベーターの安全装置》の項目に、
『かご及び昇降路の全ての出入り口の戸が閉じていなければ、
かごを昇降させることができない装置』
を設けなければならないと規定されています。
すなわち今回の事故は、この『建築基準法』に違反しているのです。
ところで、
あなたのマンションのエレベーターの保守点検契約が
どうなっているかご存知ですか?
エレベーター業者任せになっていませんか?
・点検回数・・・・法定点検としては、『建築基準法』で1年に1回の点検が
義務付けられています。
しかし、自主点検として、
概ね1ヶ月に1回実施しているマンションが多い様です。
安全に万全を期すことも大切ですが、
反面、費用も大きくなるので、
マンション管理組合として点検回数を決定しましょう。
・契約方式・・・・契約方式には、フルメンテナンス契約とPOG契約があります。
フルメンテナンス契約は、部品の交換等の費用が発生しても
契約に含まれるというもので、POG契約は、それが含まれて
いません。
フルメンテナンス契約 : 割高だけど、組合の面倒が掛からない。
POG契約 : 割安だけど、都度、部品交換等の費用について、
組合の合意が必要。
話は飛びますが、
今回のエレベーター事故のニュースで、
皆さんは、『保守点検費』についてお気づきになりましたか?
当初の年間契約 A社 446万円/年間
指名競争採用1社目の契約 B社 347万円/年間
2社目の契約 C社 158万円/年間
3社目の契約 D社 115万円/年間
契約内容の詳細は解りませんが、
年々、『保守点検費』は、こんなにも安くなっているのです。
これは、胡坐をかいていたメーカー系列の保守点検業者に対し、
指名競争入札を導入した功績です。
あなたのマンションのエレベーター保守点検について、
契約内容の見直しをする良い機会ではないでしょうか?
次回は、
【「防音サッシだから大丈夫。」の営業トークに安心していませんか?】
を予定しています。
それでは、次回をお楽しみに・・・・・・・お疲れ様でした。