【58時限目】 author アーキスケット 出口
「来週の木曜日に内覧会があるんですけど、内覧会検査の同行をお願い出来ますか?」
「大丈夫です。それにしても仕事はお休みですか?」
「内覧会が木曜日と金曜日の2日間で、土日はやっていないんですよ。
仕方ないので仕事は休みます。」
「そうですか・・・、それでは内覧会当日、よろしくお願いします。」
内覧会当日、
「本日の内覧会で、お部屋の確認は45分でお願いします!」
と売主担当者から内覧会検査時間の指定。
「オイオイ、内覧会検査なんだから購入者が納得するまで検査して良いんじゃない?」
「施工担当者の内覧会立会い時間の都合がありますから・・・・・」
「施工担当者の内覧会検査立会いは無くても結構ですよ。」
こんなやり取りがあった後、いざ内覧会検査へ!
『いつもより、内覧会検査を厳しく行ってやろう!』
などとは決して思いませんが、何故か指摘事項が多くなってしまいます。
これも人間の心理なので許してください。
45分後、
「45分経ちましたよ!後は勝手に検査しますよ!」
と施工担当者に声を掛けると、
「こんなに指摘があるとは思いませんでした。
心配ですから(本音)、最後まで居ますよ。」 との回答。
結局、2時間半ほどの内覧会検査時間になりました。
内覧会検査終了後、再内覧会の日程調整になったのですが、
「来週の木曜日か金曜日のどちらが良いですか?」 と平日指定です。
「仕事があるので、土曜日か日曜日になりませんか?」 と困った様子の依頼者。
「チョット待っていて下さい。」 と言って、
売主担当者が施工担当者の所へ行き、ヒソヒソ話。
うつむき加減で戻ってきて、
「申し訳ありませんが、土日は無理みたいです。」
オイオイ、施工業者の都合で内覧会の日程を決めるな!
最近では、土日を絶対に休む大手ゼネコンも増えてきています。
しかし、マンション購入者は、売主にとって、『お客さん』なのです。
『どちらの都合を大切にするべきか。』は、小学生でも解りますよね!
次回は、【検査済証のないテナントビルの代償】
を予定しています。
それでは、次回をお楽しみに・・・・・・・お疲れ様でした。