【65時限目】 author アーキスケット 出口
量的緩和政策・ゼロ金利政策の解除にともない、
【住宅ローン金利大幅に上昇!】
という新聞の見出しを見る度に、
「早くマンションを購入しないと損しちゃうぞ!」
と思っている人は多いと思います。
間違いなく、金利が低いローンで契約した方が良いですよね!
ここで、
『金利1%の差の重み』のお勉強です。
設定条件を、
「借入金3000万円、35年返済、元利均等ボーナス返済なし。」とした場合、
金利2%と金利3%で、一体どのくらい返済額が違ってくるのでしょうか?
毎月に返済額 総返済額
金利 2.00% 99,378円 41,738,760円
金利 3.00% 115,455円 48,491,100円
「たった金利1%の差で、返済総額が675万円も違うの!」
とビックリされる方も居るかと思います。
しかし、まだまだ序の口です。
同じ金利1%の差でも、
3%→4%で730万円、4%→5%で780万円
と金利が高い状況での金利上昇は、
『雪ダルマ式』に返済総額の差が大きく異なっていきます。
こういう私は、
昔々マンションを購入した頃、金利が8%台でローンを組んだおかげで、
借金を返済すれども、なかなか元金が減らず、
今でも、「損したあー!」と後悔しています。
ダメ押しになりますが、
3大都市圏では、地価の上昇や、建物の建設費も上昇傾向にあります。
マンション購入は、
金利だけに目を取られずに、
地価や建設費の上昇にともなう、
マンション価格自体にも目を向けなければなりません。
「なおさら、早くマンションを購入しなくっちゃ!」
と想いを強くしてしまったかも知れません。
しかし、当面は、金利上昇・地価上昇・建設費上昇
という傾向になることは異論の無いところだと思いますが、
「10年先、20年先、30年先はどうなるのか?」は誰にも解りません。
あくまでも、『自己責任』において、
マンションの買い時と住宅ローンの商品を決定しなければなりません。
「あなたは、金利や建物価格が高い時にマンションを購入しますか?」
※今回は、
住宅ローン金利や価格という視点からの『マンションの買い時』を
講義しましたが、
次回は、違った視点からの『マンションの買い時』の講義をします。
次回は、【ライフビジョンで考えるマンションの買い時】
を予定しています。
それでは、次回をお楽しみに・・・・・・・お疲れ様でした。