内覧会★同行日記 【ゼネコンにお任せ!】
【95時限目】 author アーキスケット 出口
内覧会で、
ものづくりに,"誠意ある姿勢が感じられない"マンションに出会った。
指摘の数だけでも、私と購入者を合わせて、100を超えている。
・バルコニー、廊下の長尺シートも水上側は、シールがされていない。
・外構にある擁壁の伸縮目地のシールがされていない。
・壁の倒れは、上下2mで、10mm。同じ面の左右で20mmのねじれ。
・床のフローリングは、全面、キズ・補修ムラ・ワックスムラだらけ。
・外壁タイルの目地や、廊下天井目地の位置が悪い。
などなど、取り上げたら、きりがない。
内覧会検査後の、指摘事項についての確認の場で、
売主責任者とゼネコンの所長が指摘について対応。
私 :「長尺シートの水上端部のシールはしないのですか?」
所長 :「接着剤で、しっかり貼っているので問題ないと考えています。」
売主 :「当社の物件は、普通シールするのですが、所長が提案するもので・・・」
『接着剤は防水材ではない。所長のコストダウン案に乗せられたんじゃないの!』
私 :「擁壁の伸縮目地のシールはしないのですか?」
所長 :「しません。必要ないと考えています。」
売主 :「所長がそう言っていますから・・・・・」
『伸縮目地にクラックが入り、雨水が浸入して鉄筋が錆びてしまうぞ!』
私 :「壁の倒れ精度は、いくつで管理していますか?」
所長 :「精度は、3/1000で管理してます。」
売主 :「住宅性能評価も取ってます。」
『壁のねじれ20mm。管理どころか、チェックもしてないな!』
私 :「これだけの数のフローリングのキズ・補修ムラを、気がつかなかったのですか?」
所長 :「・・・・・」
売主 :「・・・・・」
『この様子だと、売主の完成検査をしてないな!』
私 :「伸縮目地の位置は、どういう根拠で、この位置になったのですか?」
所長 :「大工が目地を付けましたから。」
売主 :「ゼネコンに任せていますから。」
『売主は、ゼネコン任せ。ゼネコンは、下請け業者任せかよ!』
売主のデベロッパーさん。
『あなたの商品なんだぞー!こんな姿勢でいいのかあー?』