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住宅検査★第三者監理日記 【見て見ぬ振りの施工管理】

【88時限目】                              author アーキスケット 出口

「おー 久しぶりの軽井沢!」
廻りを見ればサマーバケーションを楽しむ人。人。人。。。。。

何故、軽井沢に居るの? かと言うと、
別荘として使う新築住宅の第三者監理を依頼され、
今回は、第1回目の第三者監理として、基礎の配筋検査にやって来ました。

「はじめまして。第三者監理を担当するアーキスケットの出口です!」
と、住宅メーカーの施工管理担当者と挨拶を交わし、配筋検査をスタート。

「ここの主筋の”定着長さ”が不足してますね!」
「そうですね。直します。」

「ここの”かぶり”が確保出来てませんね!」
「そうですね。確保します。」

「ここの”開口補強”が行われていませんね!」
「そうですね。補強します。」

「ここの”防湿シート”が破れていますね!」
「そうですね。テープ貼りします。」

といった、第三者監理の基礎配筋検査で、ありがちな指摘事項が続きます。

一通りの細かい検査が終了し、全体を見回してみると、

『何だかチョット変???』
スラブ配筋が全体的に砲台状になっています。

「コンクリートは、どの高さまで打設しますか?」
と尋ねると、

「そこの型枠に印してある高さまでです。」
との回答。

「??? これじゃー上部の方の基礎躯体に鉄筋が無い状態ですよね!」

「・・・・・」

どうして、こういった状態になったのかをチェックすると、
住宅外周基礎部分の掘削深さが間違っていることが判明!

基礎配筋が10cm程度、下がってしまっています。

「基礎が全体に下がっていますが、知ってましたか?」
と、住宅メーカーの施工管理担当者に尋ねると、

建築現場を毎日見ているので、”当然”とばかりに、
「知ってましたよ!」

「明日、コンクリート打設なのに、手直しする職人もいませんよね!
 このまま、コンクリートを打設するつもりだったんですか?」
と尋ねると、

「・・・・・・」


結局、翌日の午前中に配筋手直しの職人を手配し、
コンクリート打設は、午後からに予定変更しました。

この建築現場に限りませんが、
建築の第三者監理を行っていると、往々に、

施工会社の、『見て見ぬ振りの施工管理』が見られます。

そして、施工管理担当者の言い訳は、

「工期が遅れてしまうから・・・・・」
「手直しのお金がもったいないから・・・・・」
「職人に対して、手直しを言い出せない・・・・・」
などなど。

何の為の施工管理なのか?・・・・・・疑問です。

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2007年08月02日 09:50に投稿されたエントリーのページです。

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