【93時限目】 author アーキスケット 出口
マンション内覧会立会い同行の依頼者から、
事前に送付されてきた、マンションの間取り図を見て、
「こんな広いルーフバルコニーは見たこと無い!」
部屋の専有面積が、112m2。
ルーフバルコニーの面積が、何と、177m2。
部屋に面する共用廊下面積が、15m2
これらを合計すると、
内覧会検査面積が、合計304m2!
こりゃー、
「内覧会の検査時間は、ルーフバルコニーだけでも、1時間はかかるよなあー???」
と、覚悟を決めてマンション内覧会に臨んだ。
覚悟を決めた、ルーフバルコニーに出ると、
「ゴルフの、20ヤードのアプローチの練習が出来るよな!」
と思いつつ、遠くに、富士山が見える。
すばらしい眺めだ!
そんな感激に浸っている場合でもなく、
ルーフバルコニーの内覧会検査からスタート。
ところが、
非常に出来が悪く、検査が、はかどらない。
外壁の塗装は、ムラだらけ。
パラペット兼用の手摺が1.1mに満たず、建築基準法違反。
掃き出しのアルミサッシが、このルーフバルコニーに大小含め、8つも面しているのだが、
全てのアルミサッシの水切り下のシーリングがされていない。
これを、立ち会った施工会社の担当者に指摘すると、
「アルミサッシの水切りの下のシーリングは、必要あるんですか?」と、
無知きわまりない回答。
あきれつでに、
「それじゃー、必要ない理由として、納まりのスケッチを描いてみてよ!」
と、申し入れると、
「・・・・・・・」
『そんなレベルの技術の知識じゃ、出来映えはこんなものかなあー』と、
開いた口が塞がらない!
そんな、こんなんで、
ルーフバルコニーの内覧会検査だけでも、
ゆうに、2時間30分を要してしまった。
その後、部屋の中と共用廊下と内覧会検査を進めたが、
出来映えは、普通ランクだったものの、
112m2の広さのため、3時間を要してしまった。
内覧会検査前後の、説明および協議を含めると、
合計、6時間の内覧会立会い検査になってしまった!
午後1時から始めた内覧会検査だったので、
もう、すでに廻りの景色は真っ暗!
富士山も見えない。
当社の、「内覧会立会い・同行コース」の料金規定は、
あくまで、専有部分の面積で決めている。
そして、延長料金の規定もない!
専有面積120m2未満は、42,000円
同業他社に比べ、
当社の内覧会立会い・同行料金は、本当に格安である!?(自画自賛)
ちなみに、ある有名内覧会立会い同行料金規定で換算すると、
152,000円となる。