【102時限目】 author アーキスケット 出口
「もしもし、住宅内覧会で事前に住宅メーカーに頼んでおくことがありますか?」
とのお問合せに、
「住宅内覧会開始が3時30分ですから、仮設照明を用意してもらった方が良いと思います。」
「ハイ、解りました。他に何かありますか?」
「検査時間について、最低2時間は要することを言っておいて下さい。」
住宅内覧会同行のご依頼者と、こんなやりとりの後、
改めて電話があり、
「『仮設照明なんて、内覧業者が用意すればいいでしょう!
検査時間は、こっちの都合もあるんだから1時間にしてくれ!』と言われました。」
誠意のない住宅メーカー担当者だと思いつつ、
「照明については、懐中電灯を用意してますので、なんとか検査をします!
検査時間については、出来るだけ早く終わるよう努力します!」
と、とりあえず回答。
ただ、検査時間については、とても1時間では無理!
住宅内覧会当日、午後3時30分に現地に着くと、
すでに、住宅メーカーの説明が始まっています。
「こんにちは!」と、住宅メーカー営業担当者と仲介業者担当者と名刺交換をすると、
住宅メーカー営業担当者が開口一番、
「内覧会は、3時から行っているんだから、もっと早く来ればいいんだよ!」
『オイオイ、こっちは、3時30分で約束しているんだよ!そういう言い方あるかなあー』
こんな相手に言い返しても仕方がないと、検査を開始。
すると、若い仲介業者担当者が、
私の内覧会検査に付きっ切りになって監視(?)をしています。
「何か心配でもありますか?」と尋ねると、
「内覧会の検査立会いを見るのは初めてなので、参考にさせてください。」
『ふーん、この住宅メーカーは、内覧会同行検査の経験がないんだなあー』
と、これまでの対応の悪さの理由も少し理解!
結局、検査時間は2時間を要してしまいましたが、
住宅の出来映えは良く、指摘数もわずかしかありません。
検査後の総評で、
「建物は良い出来映えです。工事担当者は良かったんですね!」
と、少し皮肉を入れた感想を言うと、
住宅メーカー営業担当者は、全く意に介さず、
「当社の物件は、いつもそう言われます!」
ここで、
一戸建て住宅内覧会、マンション内覧会に限らず、
売主や施工会社は、検査時間の予定を組んでいます。
マンションの場合は、担当者が複数人居るので、多少融通がききますが、
特に住宅内覧会では融通がきかないことが多いので、
内覧会同行検査について、事前に申入れをしておいたほうが良いですよ!