【128時限目】 内覧会同行 アーキスケット 出口
「もしもし、初めて電話します。
今度、マンションの再内覧会があるんですけど、
再内覧会からでも同行してもらえますか?」
「ハイ!再内覧会からでも同行させていただいております。」
「実は、内覧会の時、自分達夫婦だけで検査をしたんですが、
あまりにもヒドイ出来なんで、
再内覧会はプロに見てもらった方が良いと思いまして・・・・」
「そうですか。誠心誠意、お手伝いさせていただきます!」
「売主からは、『再内覧会は、内覧会での指摘事項の確認だけです。』
と言われていますが、新たな指摘は出来ないんでしょうか?」
「そんなことはありません。引渡しを受けていないんですから。。。。」
再内覧会の当日、
「はじめまして。今日はよろしくお願いいたします。」
「こちらこそ、よろしくお願いいたします。」
「内覧会の後インターネットで、このマンションコミュニティーを見たんですが、
他のマンション購入者の内覧会の感想も、
”ヒドイ出来”といった書込みばかりでした!」
「そうなんですか。ちゃんと手直しされていると良いんですが・・・・」
そして、マンション再内覧会の開始です。
ご依頼者に内覧会時の指摘事項の手直し確認をお任せして、
私は、通常の内覧会と同様に、初めての検査としてチェックしていきます。
しかし、期待に反して、出るわ出るわ、新しく重たい指摘事項!
しかも、キズ・汚れといった程度ではなく、
・シールされるべきところがされていない! (各所イッパイ)
・サッシの開閉制限付きのところの意味が解っていない!
(建築基準法に定める手摺の代替え)
・バルコニーの側溝は勾配が取れておらず、水が溜まっている!
・排水のドレンがモルタルに埋まっていて取りはずしが出来ない!
・外壁の建て入れ精度が歪んでいる!
などなど。
そして、極めつけの指摘は、
LD、主寝室、洋室のすべての部屋の床の傾斜が許容値オーバー!
ひととおりの検査が終了して、
新しい指摘事項をご依頼者に説明すると、
「素人では、気付かないことばかりです。ビックリしました!」
「内覧会指摘事項の手直しの方はどうでしたか?」
「十数か所が、全く手つかずの状態でした!」
内覧会での指摘事項も手直しされていないんじゃ、
何の為の再内覧会なんだか???
実は今週末、
内覧会時に同行を依頼された別な2組のご依頼者から、
「ヒドイ出来なんで、再内覧会もお願いします!」と依頼を受けています。
マンション引渡しも間近、
手直しは大丈夫だろうか?かなり心配!