【134時限目】 author アーキスケット 出口
マンション内覧会同行のご依頼者からの連絡。
「売主から連絡があり、どうもマンション内覧会の日程が変更になりそうなんです。」
「マンション内覧会の日程変更とは珍しいですね。何かあったんですか?」
「どうもユニットバスのパネルの色を間違えたようです。」
「そうですか。。。じゃー仕方無いですね。」
「しかも、100世帯を超える間違いみたいです。」
エッー、そりゃー大変だ!
後日、改めて、マンション内覧会同行のご依頼者から連絡。
「とりあえず、ユニットバスのパネル交換の前に、
当初予定日時でマンション内覧会を行うことになりました。」
「でも、検査は中途半端になるし、キズや汚れが新たにつく可能性がありますね。」
「だから、再内覧会でも同行をお願いしたいんです。」
「でも、再内覧会同行の料金がかかってしまいますが、よろしいでしょうか?」
「売主が負担するということで了解をとりました。」
「当然なことですね!」
で、マンション内覧会に行くと、
先ずは、売主側からの謝罪。
「この度は、当方のミスで大変なご迷惑をおかけします。
お引渡しの時に、5万円分の商品券をお渡しします。」
そして、実際のお部屋のユニットバスに行き、
手直し方法、手直し範囲、工期などの説明。
「この間仕切りを取り壊し・・・・、床を取り外し・・・・、配管の接続・・・・、
正規のパネルの入れ替え・・・・、壁・床の復旧・・・・、
水圧試験・・・・、第三者による検査・・・・」
うーん。結構大々的な手直し!しかも100所帯を超える!
以上の説明を聞いた後、
「壁のクロスや床のCFシートはパッチワークにはなりませんよね!」
と釘を刺し、お部屋の検査をスタート。
すると、「アレッ?ピクチャーレールがパンフレットの写真と異なっているぞ!」
パンフレットにあるピクチャーレールの写真では、
天井付きなのが、壁付きになっている。
シルバー色で高級感があるのが、白色で安っぽいものになっている。
しかも、フックがレール部分の施工不良で動かない。
これを施工会社の担当者に問いただすと、
「下がり壁の高さと梁底の高さでフトコロが無く、壁にしか付きません!」
「理由は解りますが、検討不足だけのことですね!色を変えたのは何でですか?」
「壁クロスの色に合わせ白色にしました。」
「壁も天井もクロスは同じですよね!」
「・・・・・」
「モデルルームやパンフレットと違うものを取り付けるんだったら、
マンション購入者に事前に知らせても良いんじゃないですか?」
またもや、売主からマンション購入者に対し、謝罪と商品券があるのかも???