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内覧会★同行日記 【脱落したグラスウール】

【140時限目】                              author アーキスケット 出口

昔々、古い団地の1階に住んでいたのですが、
そのトイレの排水管は鉄管で露出しており、
用を足していると、上の階の排水の音が、”ジャーーー”とよく耳にしたものでした。

さて、マンション内覧会の同行者より事前に送付されてきたパンフレットを見ると、

『居室に面するパイプシャフトの遮音対策として、
 排水管には遮音シートを巻き、壁にはグラスウールを貼っています。』

といった、”遮音対策は万全”と堂々たる広告がされています。

今どき、遮音シートは当り前ですが、
グラスウールが貼られているかどうかは、各マンションで様々です。
他の遮音対策として、”ボードの2重貼り”といったものもあります。

目的のマンションに入ると、
”是非見て下さい!”と言うように全ての点検口が事前に外されています。

「感心、感心」と思ってLD・Kのカウンター横にあるパイプシャフトの中を覗くと、
遮音材であるグラスウールが排水管に寄り添っています。

「残材だろうか?」と思い、点検口の穴から顔を突っ込んでみると、
パイプシャフトの壁の上の方のグラスウールが脱落しています。

残念!せっかくの遮音対策が台無し。
でも、これを直すとなると、パイプシャフトの壁を壊さなくてはなりません。
せっかく点検口を開けておいてくれたのは良いことだけど、
これじゃー”不良施工を見て下さい!”と言っているようなものです。

さすがに、施工会社の担当者も、
「壁を壊して直すしかありませんね。。。」と泣く泣く回答。

ここで、更に追い討ちをかけることになるのですが、
心を鬼にして、
「この点検口の蓋の裏側にはグラスウールを貼らないんですか?」

「えっ???」
「その様子だと、マンション全ての部屋の点検口がそうなんでしょう!」

「アッ、ハイ。。。。」
「点検口の蓋の裏にもグラスウールを貼る理由は解りますよね!」

「ハァー・・・・、後で内覧会会場で責任者から説明させます。」
と、マンション全体となると自分の一存では回答できないと判断か?

で、内覧会検査を終了後の責任者とのやりとり。

「点検口の裏にグラスウールを貼る仕様とはなっておりません。」
と苦しい言い訳の責任者。
「パンフレットでは、居室に面するパイプシャフトの壁にはグラスウールを貼る仕様ですよ!」

「点検口ですから・・・・・」と、最後のアガキ。
「点検口の裏にも貼る必要性がある意味は解りますよね!」

「解りました。全ての所帯の点検口にグラスウールを貼ります!」
と相手も納得。

ここで、
キッチンやトイレの排水は大きな音がする為、
そのパイプシャフトが居室に面する場合は遮音対策が必要でしょう。
しかし、クーラーのドレーン排水など、
僅かな排水量しかない場合は、
グラスウール貼りといった遮音対策までは必要ないと思っています。
やっちゃダメということではありませんが・・・・・

ちなみにこのマンション、
居室に面しない押入れ内のクーラードレーン配管の為のパイプシャフトには、
完璧にグラスウールが貼られていました。

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2008年03月13日 22:05に投稿されたエントリーのページです。

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