【151時限目】 author アーキスケット 出口
マンションは、たくさんの住戸の集合体です。
ということとで、
一つのマンションの購入者達から
複数の内覧会同行のご依頼を受けることがたくさんあります。
ということは、
ひつとのお部屋だけで見ていた場合、
こういった納まりなのか・・・と納得してしまうことも、
『あっちの住戸では、ああだったのに、こっちの住戸ではこうなっている。
住戸によって何故違うの?』
と気が付いてしまうことがしばしばあります。
あるマンション内覧会で、
和室の検査をすると、
和室に取り付くクーラーの配管接続の為の点検口がありません。
施工会社の立会い者に確認すると、
「和室の隣にある洋室のウォークインクロゼットに点検口を移動しています。」
よくよく間取り図を見ると、
最初の契約図では和室に点検口がある図面でしたが、
訂正図で変更されています。
「ウォークインクロゼットでの点検口でクーラー配管の接続ができるんだったら、
その方が良いですね!」
「点検口は目立たないところの方が良いです。ご理解いただきありがとうございます。」
久しぶりに、
売主や施工会社の都合、あるいは役所指導による変更ではなく、
マンション購入者の為を考えての変更を見ました。。。。感動!
翌日、連チャンでの同じマンションの内覧会。
前日と同じような間取りで、
中央部に和室、外廊下側にウォークインクロゼットを挟んで洋室があります。
検査を進めていき和室を見ると、
今度は、しっかりとクーラー配管接続用点検口が存在しています。
間取り図を見ると、
和室とウォークインクロゼットにそれぞれに点検口がある図面になっています。
施工会社の立会い者に、
「ウォークインクロゼットの点検口が付いていませんね!」
と確認すると、
「スミマセン!訂正図に記載しておりませんでしたが、
点検口は和室のひとつで接続ができますので、
ウォークインクロゼットの点検口は無くしております!」
「そうですか・・・。和室の点検口を無くせば良かったんじゃないですか?」
「クーラー業者のやり易さを考えて和室の方を残しました!」
「昨日、内覧会検査した住戸では、反対の説明でしたよ!」
「私は設備担当者ではないので・・・・」
ひととおりの内覧会検査を終え、
内覧会場で、施工会社の立会い者が設備担当者(?)を呼んできます。
「どういったご質問でしょうか?」
「和室のクーラー接続用点検口は、ウォークインの方で接続が出来るんじゃないですか?」
「ハイ、出来ると思います!」
昨日、確認している私に、矛盾した説明はできませんよね!