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内覧会同行ブログ 【俺に振るなよ!】

【157時限目】                           内覧会同行 アーキスケット 出口

マンション内覧会の検査も中盤に差し掛かり、
私はひとり黙々と検査を進めていきます。

マンション内覧会同行のご依頼者はというと、
売主側の立会い者と施工会社の立会い者と共に、
私とは別行動で夫婦揃ってお部屋の検査を進めています。

「スイマセーン!インスペクターの方、こちらに来てもらえませんか!」
と、突然、売主の立会い者からお声が掛ります。

『何かなあー?』と思い、
検査をしていた洋室からリビングダイニングのお部屋に行くと、
マンション内覧会のご依頼者の夫婦、売主と施工会社の立会い者が、
みんな揃って天井を見上げています。

「どうかしましたか?」
と尋ねると、
「ここの天井のクロスジョイントが目立つといって指摘を受けています。」
と、売主の立会い者が指差しながら答えます。

指差された天井を見ると、
クロスジョイントというよりは、ボードジョイント部分でのパテによる盛上りです。

「ボードジョイントはクロスを貼る前にパテ処理をするので、
 こういうふうに盛り上がってしまうものなんです!」
と、施工会社の立会い者は必死の形相で説明をします。

『私に、そんな説明しなくても良いですよ!』と思っていると、
「それにしたって、目立ちすぎですよ!」
と、ご依頼者が反論。

「太陽や電灯の光の当り具合でも目立つ場合があるんです!」
と、施工会社の立会い者も一歩も譲らない。

「それじゃー、インスペクターさんに判断をしてもらいましょう!」
と、マンション購入者と施工会社の立会い者の反目を仲介するようなお言葉を、
売主の立会い者が私に投げかけてきます。

俺に振るなよ!

売主側の立会い者はマンション内覧会の案内専門の人で、
こういった判断が出来ないと解りつつも、
「先ずは売主側としての判断を行い説明するべきじゃないんですか?」
と、ひとこと釘を刺します。

で・・・・
「実は、私も指摘として挙げています!」
と、私の指摘事項記載表を見せます。

「そうですかあー・・・・」
「基準がない為、感覚的なものですが丁寧な仕事ではないと思いますよ!」

マンション内覧会を数多く経験しているインスペクターに
指摘を受ければ仕方が無いと思ったのか、
施工会社の立会い者は、指摘事項として内覧会シートに記載します。

「では、こちらの洋室の天井クロスジョイントはどうでしょうか?」
と、売主の立会い者が再び尋ねてきます。

「指摘事項として挙げています!リビングより悪いですよね!」
「そうですねー。。。」
と、再び指摘事項として内覧会シートに記載します。

クロスに関する私の指摘としては、この2箇所。

この後、残りの外廊下の検査を進めます。

そして、玄関からお部屋に戻ると・・・・・
あちらこちらのクロス下地ボードジョイント位置に付箋が貼り付けられています。

「私たち基準が解らないんで、全て指摘しました!」

「・・・・・・」

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2008年05月31日 10:43に投稿されたエントリーのページです。

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