【161時限目】 author アーキスケット 出口
一戸建て住宅の内覧会で、
「嫁さんの実家はすぐそこなんですが、チョット遅れてきます。」
ということで、
ご依頼者のご主人と目的の一戸建て住宅の前の道路で立ち話です。
「この3つの住宅が同じハウスメーカーの物件なんですが、
右端と真ん中の住宅は、
3階にあるルーフバルコニー同士が手の届く範囲なので左端にしたんです!」
「今どき、セキュリティーも大事ですよね!お隣がどんな人が住むかもわからないし・・・・」
「お隣に住む人がどんな人なのか気になったので売主に聞いてみたら、
私たちと同じ年齢くらいのご夫婦で、お子さんもうちと同じくらいらしいんです!」
「世代が近いほうが良いですよね!お子さん同士もお友達になれるかも。。。
それにしても、そんな情報をよく教えてくれましたね!」
「教えてくれないと思っていましたが、聞いてみるものですね!」
そこへ、奥さんとお子さんが登場!
「はじめまして。よろしくお願いします。」
と奥さんにご挨拶の後、
「何年生ですか?」
とお子さんに尋ねます。
すると、
「幼稚園!」
「今日は、新しいお家の検査だからお手伝いしようね!」
「ウン!」
と元気よく返事がかえってきます。
内覧会の検査では、
ご夫婦は施工会社の担当者と一緒に検査を進めます。
そしてお子さんはというと、
私と一緒に検査を進めます。
懐中電灯を片手に、
「ねー、ねー、ここここ。キズがあるよ!」
「本当だ!付箋で印をしておこう!」
と、一生懸命お手伝い(?)をしてくれます。
内覧会検査も終盤に差し掛かり、
玄関周りの目視検査を進めていると、
突然!
「キャー!ウッソー!」
と奥さんの喚き声が外から聞こえてきます。
いったい何事が起きたんだろう?
と玄関を開け外に飛び出ます。
すると、
奥さんと、お隣を購入されたらしき奥さんが、
「へー・・・・、そうなんだ・・・・、本当偶然ね!、云々、云々・・・・」
と会話が弾んでいます。
「実は、幼稚園いらい一緒の同級生なんです!」
そして、お子さん同士もお友達らしい。
ほんと、偶然ってあるんですね!
でも、地元同士だからありえるかも・・・・
残りの内覧会検査でご依頼者のお子さんは、
お手伝いを投げ出し、
お隣へ遊びに行ってしまいました。