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内覧会★同行日記 【構造設計図 閲覧拒否】

【180時限目】                              author アーキスケット 出口

今回も、前回のブログに引き続き、
同じマンション内覧会同行での出来事です。

このマンション内覧会では、
たくさんのブログネタを提供してくれました。
しかし、マンション購入者にとってはブログところではなく、重大な問題です。

で、第2弾。。。

マンション内覧会同行のご依頼者と、
エントランスから目的のお部屋までの共用廊下を歩いていると、
全ての所帯で、
RC造在来工法のマンションに見られる構造スリットが見当たりません。
ただし、この段階では、
外装のタイル面にシール目地が見当たらないということからの推察です。
この構造スリットは、
柱と壁のコンクリートの縁を切る為のものであり、
構造計算の前提になっているものです。

そして、目的のお部屋のバルコニーに出てみると、
案の定、こちら側にも構造スリットが見当たりません。

はて?・・・構造スリットが無くても大丈夫な設計になっているのかなあー?

お部屋の検査が終了し、
内覧会場で、この構造スリットの件を確認。
相手は、この場から登場の内覧会場対応専門のゼネコン副所長です。

「共用廊下やバルコニーに構造スリットが見られませんが、
 構造設計図では、どうなっていますか?」

「500mm以下の壁だったかな?・・・その場合、構造スリットを設けていません!」
何とも頼りない答えが返ってきます。

「いずれにせよ、どういいった仕様なのか構造設計図を見せて下さい!」

「この内覧会場に無く、ここから遠く離れた現場事務所にあるので見せられません。」

内覧会で、設計図を用意していないとは、
何とも段取りの悪いゼネコンなんだろう!
それとも確信犯か・・・・

「構造設計図では、構造スリットは無かったんですね!」

「いや・・・当初、構造設計図にはありましたが、監理者と協議をし無くしました。。。」

「その協議の打合せ議事録は残してあるんですか?」

「あると思います。。。」

こんな重要なこと、監理者だけの判断だけで済むはずもなく、

「役所への変更申請は行っているんですよね!」

「たぶん・・・・」

「変更申請が許可されれば、確認番号が通知されるはずです。
 重要事項説明するべきですよね!」

「・・・・」

「今、用意できないのであれば、
 構造設計図、監理者との打合せ議事録、変更申請資料を
 再内覧会のときに用意しておいてください!」

「・・・・・、ハイ、解りました。。。。」


しかし、後日、
『構造設計図は見せることは出来ません。何らかの文書でお答えします。』
と、施工会社よりメールが来ました。」
と、マンション内覧会同行ご依頼者より連絡がありました。

これまた、あり得ない回答です。
設計図というのは、通常、モデルルームで閲覧できます。
また、設計図は、最終的にはマンション管理組合に引渡されるものです。
仮に変更があり、修正が終わっていなくても、
現状との違いを問われた場合、明確な説明をすれば済むことなのです。

その構造設計図の閲覧を拒否するとは・・・・

構造スリットについて、
本当に、監理者と協議しているのだろうか?
協議して変更したとしても、役所の許可は取っているのだろうか?
そもそも売主は、このことを知っているのだろうか?

この副所長の回答は、
全てが全て不信感が募ってしまいます。

マンション購入者から、
専門的な部分で不安ということもあり再内覧会同行のご依頼を受けましたが、
その再内覧会で、
設計図どおりの施工がされているか、
正規なルートで構造スリットの変更がされているか、
のいずれかを、
ただただ祈るばかりです。

そうでなければ、とんでもないことになるかも知れません・・・・

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2008年08月27日 22:07に投稿されたエントリーのページです。

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