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内覧会★同行日記 【タッチアップは迷彩模様】

【186時限目】                              author アーキスケット 出口

施工会社の立会い者に案内され、
マンション内覧会のご依頼者とお部屋に入ります。

先ずは、ご依頼者がリビングに進み、
窓からの景色(?)に言葉も発せず見入っています。

私もリビングに入り窓からの景色を見ると、
目に飛び込んできたのは素晴らしい景色などではなく、
コンクリートの手摺の吹付け塗装の迷彩(ミリタリー)模様です。

この吹付け塗装の迷彩模様は、
仕上がった塗装面をキズつけてしまった場合など、
凹みを下地補修し、再度その部分だけを塗装するのが原因です。

これを業界用語では、『タッチアップ』と言いますが、
塗装材の色が、
ロッド違いでなどの理由で色や艶が僅かに異なる為、
迷彩模様となってしまうのです。

そして、このお部屋のバルコニーでのタッチアップは、
刷毛でペロリと色を撫で付けた程度の雑な仕上げです。
しかも、なんと合計26箇所ものタッチアップ跡があるのです。

それにしても、26箇所のタッチアップがあるということは、
それだけ、キズ付けてしまったということになるのですが、
その数自体も異常に多い。
せいぜい2ヵ所、3ヶ所程度ならよくあることなのですが・・・・

続いて、リビングに入ってきた施工会社の立会い者に、

「あのコンクリート手摺の塗装タッチアップは悪いですね!」
と、指摘をすると、

「本当に酷いですね!」
と、同意の回答。

「売主や施工会社の事前検査では気付かなかったんですかね?」

「光の当り具合などによっても、目立つ・目立たないことがありますから・・・」

「確かにそうですね。」

「でも、この塗装タッチアップは酷過ぎますので手直しします。」

「手直し方法としては、壁一面全体を再塗装してくれますよね!」

「当然、そうさせていただきます。」

この、『タッチアップ』、
・晴れの日と雨の日。
・午前と午後。
・正面から見るのと斜めから見る。

などなどの状況で、見え方が全然異なります。
内覧会の検査では気付かなくても、
ご入居後、
『迷彩模様になっている!』
なんて気付くこともあるかもしれません。


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2008年09月22日 10:24に投稿されたエントリーのページです。

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