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内覧会★同行日記 【強風のいたずら】

【203時限目】                              author アーキスケット 出口

「強風のため、電車は15分遅れとなっています。」
と、駅の構内放送。

でも、まだ待ち合わせ時間には余裕があるので大丈夫!

やっと出発した電車の中で、
「強風のため、徐行運転をします。」
と、車内放送。

だんだん、だんだん、内覧会同行のご依頼者との待ち合わせ時間が迫ります。

駅に到着したのは、待ち合わせ時間から5分遅れ。
「遅くなって申し訳ありません。。。」
と、挨拶を交わしマンションに向かいます。

ここは、郊外に新築されたV字型の大規模高層マンション。
強風に髪をかき乱しながら、バルコニーの検査からスタートです。

やっとの思いでバルコニーの検査を終え、お部屋の中の検査を進めると、
給気レジスター周りから強風による風切り音。
しかも、給気レジスター周りの壁クロスがホコリで汚れています。

一般的な給気レジスターを使用し施工も問題ないので、
これは指摘はできません。

次に、ポーチと外廊下を検査するために、
再び、強風に立ち向かいます。

大きな指摘もなく、お部屋に入ろうと玄関ドアを開けようとすると、
錠はかかっていないにも関わらずドアが開きません。
今度は、両手で強く引っ張りますが開きません。
最後の手段、
片足を壁の当て踏ん張りながら両手で引っ張りますが、やっぱり開きません。

これは、検査を邪魔立てする強風のいたずら?
それともV字型マンションの恐怖!

こんなことを数回繰り返し、
やっと5分後に玄関ドアを開けることができお部屋の中へ。

このお部屋は、V字型高層マンションの付け根で、
マンション全体で受けた風が集中してきてしまう位置にあります。

そして、この強風下、
空気の圧力が高くなり玄関ドアが開かなくなってしまったのです。

施工会社の立会者に、

「工事中、こんなことはありましたか?」
と、尋ねると、
「ここまで酷いことはありませんでしたが、ドアが重たくなることは度々ありました。。。」

「風洞実験なんかは行っていますか?」

「設計段階で行っており、問題ないとのことです。」

「そうですか。。。でも、実際ドアを開けられない状況は避難上問題も出ますね。」

「・・・・・」

これは、設計上の問題。
マンション内覧会のタイミングでどうすることも出来ません。

V字型マンションの付け根部分のお部屋を購入された方、
ご注意あれ!


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2008年12月08日 10:26に投稿されたエントリーのページです。

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