内覧会★同行日記 【ガラス製品不良】
【215時限目】 author アーキスケット 出口
マンションのお部屋に入り、
ガラス窓越しに抜群の景色を眺めていると、
視界に、何やらモヤモヤッとした
小さな小さな糸クズの様なものが入ってきます。
ついでなので、
やわらかいタオルを取り出し、窓ガラスをゴシゴシ、ゴシゴシ・・・
でも、そのモヤモヤッとしたものが取れません。
ガラスの外部側に付いているのかなあー?と、
バルコニーに出て、ゴシゴシ、ゴシゴシ・・・
アレッ??? 取れません。
よくよく見ると、
最近流行りのペアガラスの中に、
このモヤモヤッとしたものが入っているではありませんか。
これは、ガラスの製品不良だ!
ガラスは工場製品。
検品はしているのでしょうが、製品不良だってありえるのです。
このモヤモヤッとした部分を指さしながら、
施工会社の立会者に、
「このガラスは、製品不良ですね!」
と指摘を挙げます。
「本当ですね!ガラスを取り換えさせていただきます!」
と、快い返事。
ガラスのキズを指摘した場合、
ちょっとだけ、”嫌な顔”をされる場合があるのですが、
ガラスの製品不良であれば、
メーカーの全責任(費用負担)を押し付けられるからかもしれません。
横でこのやり取りを聞いていたマンション内覧会のご依頼者は、
「こんなこともあるんですねー!」と、
ガラスの製品不良を発見できたことに感心した様子です。
そして、ご自身も、
改めて他のガラスをくまなくチェックしていきます。
すると、
「ねえー、ねえー、この部分のガラス、景色が歪んで見えませんか?」
と、指差します。
私と施工会社の立会者がそろって覗き込みます。
でも、二人とも、???
「この位置から見ると解りますよ!」
と、マンション内覧会のご依頼者の居た位置を譲られ、
改めて二人でチェック。
「ワッ、本当ですね。確かに景色が歪んで見えますね!」
直径1cmほどのガラス部分が、溶けたようにわずかながら波打っています。
そして、その波のせいで光が屈折し、
景色が歪んで見えているのです。
施工会社の立会者も納得し、
「これも製品不良ですね!ガラスを取り換えさせていただきます!」
と、再び快い返事。
キズや火花焼けなら複数発見される場合も時々あるのですが、
それにしても、
ガラスの製品不良が二つも見つかるなんて・・・・
ガラス工場での製品不良率というのがどの程度なのか知りませんが、
宝くじで、100万円当たる位の確率ではないでしょうか。。。