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内覧会★同行日記 【置き去りにされたダウンライト】

【220時限目】                              author アーキスケット 出口

次のお部屋は洗面室!
間取り図片手にマンション内覧会チェック。

先ずは三面鏡。
顔を写す鏡にキズは付いていないかチェックです。
すると、
鏡に映った自分の顔の影が左右で異なります。

顔が変形???・・・・なんてことはありませんよね。

そうではなく、2個のダウンライトと三面鏡の位置が20cm程ズレているのです。
通常、洗面化粧台と三面鏡とダウンライトの位置はシンメトリー。

『どうして、こんな位置になったんだろうか?』
と間取り図をチェックします。

でも、でも、
間取り図では、この三点セットはシンメトリーになっています。

何かが違う!

間取り図と現場状況を交互ににらめっこすること数分間。

やっと解った!

間取り図では、洗面化粧台の天板とその横にあるカウンターが一体成型で、
実際に設置してあるのは独立しています。
ということで、ボウルの位置が制作の都合上20cm程ズレているのです。

施工会社の立会者に、
「この洗面化粧台の形状が間取り図と異なっていますね!」
と尋ねると、
「ハイ。訂正図もお渡ししているはずです!」

「そうですか・・・・」
と、マンション内覧会同行のご依頼者に確認すると、
「もらっています。」

「で、変更した理由は何ですか?」

「洗面化粧台の天板とカウンターの一体成型ができないことが解ったんです!」

そもそも、制作出来ないものをパンフレットや間取り図に掲載するのも
施工会社としては恥ずかしいのでは。。。。

「三面鏡も洗面化粧台に合わせて変更しているんですね!」

「ハイ!三面鏡と洗面化粧台がズレているのはおかしいですからね!」

では、
何でダウンライトが置き去りにされているのだろうか?
と疑問が出てきます。

「ダウンライトは天井裏に梁があってズラせなかったのでしょうか?」

「ここには梁は無いです。」

「ダウンライトの位置決めの根拠は何ですか?」

「壁と壁の間のセンター振り分けで決めています。」

「普通は三面鏡のシンメトリーでしょっ!」

「そんなことはありませんっ!」

洗面化粧台が壁センターに設置されるケースも多いため、
結果としてダウンライトも壁センター振り分けになるのですが、
洗面化粧台が必ずしも壁センターに設置されるとは限りません。

「そちらの施工会社さんでは、
 どのマンションでも壁センター振り分けでダウンライトを設置しているんですか?」

もし、そうなら、”基本”が解っていない。
三面鏡上部にある2つのダウンライトは顔・姿を照らすためのものなのです。

「でも、奥側にある三面鏡の収納内が暗くなってしまいます。」
それほど暗くなるとは思えず、取って付けたような理由付け。

絶対に直さないぞ!

と意気込みが感じられます。

そんな雰囲気の状況で、マンション内覧会ご依頼者は、
「後日、手直ししてもらうかどうか回答します!」


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2009年02月13日 06:44に投稿されたエントリーのページです。

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