【223時限目】 内覧会同行業者 アーキスケット 出口
マンション内覧会同行のご依頼者から、
事前に送付されてきた資料のデベロッパーの『内装施工基準表』を再確認。
・天井、梁下の高さ ±20mm以内
・システムキッチン天板高さ ±5mm以内
・床、壁の傾斜 3/1000以下
・上がり框、キッチン・洗面の天板 2/1000以下
・天井、壁平坦度 2/1000以下
・フローリング、タイル、石の目地と柱、壁の平行 1辺5mm以下
・柱、梁コーナー部分の直角 ±3mm以内
・フローリングと巾木の隙間 2mm以内
・クロスの継ぎ目 0.5mm以内
中には、?もありますが・・・
さて、マンション内覧会。
受付を済ませると、
「本日、お部屋を案内させていただきます〇〇です!」
と、デベロッパー内覧会担当者がご挨拶。
「よろしくお願いいたします。」
と、マンション内覧会同行のご依頼者がご挨拶。
その後、
「出口さん、今回もよろしくお願いします!」
と、デベロッパー内覧会担当者。
実はこの方、
何度も何度もお目にかかっており顔なじみです。
お部屋の前まで行くと、
今度は、施工会社の担当者がお待ちかね。
「施工会社の〇〇です。」
「よろしくお願いします。」
そして、内覧会検査スタートです!
検査途中、
デベロッパー内覧会担当者が近寄ってきて、
「実は、彼は施工会社の人間ではなく、どこかの業者なんですよ!」
と、耳打ちしてくれます。
「そうなんですか?」
と、答えつつ、
”業者”とは???、
下請け業者なのだろうか?、内覧業者なのだろうか?、よくわからない。。。
「何件かの内覧会で彼と一緒したことがあるんですが、
何を言い出すかわからないので困っています。。。」
で、内覧会検査を終え指摘事項の説明です。
私が挙げた指摘事項や確認事項をひとつひとつ説明していくと、
この”業者”の方は、
ある程度、施工の知識を持って答えてくれます。
この”業者”の方は、下請け業者ではないな!
ということは、内覧業者???
そして、デベロッパー内覧会担当者が心配していたことが・・・・
「このコンクリート戸境い壁、2mで12mm倒れていますよ。」
と、私が指摘を挙げると、
「気になりますか?」
と、マンション内覧会同行のご依頼者に向かって問いかけます。
「やっぱり気になります!」
「でも、これを直すにはクロスを剥がし、モルタルを塗って、
もう一度クロスを貼り替えなくてはならないんです。
そうすると、モルタルが割れてしまいボロボロになりますよ。
それでも良いんですか?」
良いはずないだろ!何を脅しているんだ!
「後々も、不具合にならないようにするのが施工会社の責任でしょ!
売主の内装施工基準表でも、
壁の傾斜は、3/1000と定めているんですよ!」
「絶対に直さない方が良い!!!」
だったら、何のための”内装施工基準”なんだ!
こんなやり取りがしばらく続き、
マンション内覧会同行のご依頼者も困惑顔。
実際に入居される方が、
壁の12mmの傾斜を許容すると判断するならば、
それはそれで良いと思います。
しかし、進展しないこの会話に、
デベロッパー内覧会担当者が、
「あなたはもう黙っていてください!
後は、売主と”施工会社”のほうで協議しますから!」