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内覧会同行ブログ 【寸法線の謎】

【243時限目】                           内覧会同行 アーキスケット 出口

マンション内覧会同行で、
次は、共用廊下に面する洋室の検査です。

事前に送付いただいたパンフレットの間取り図とにらめっこしながら、

・コンセントの位置 OK
・エアコンの取り付け想定位置 OK
・煙感知器 OK
・引っ掛けシーリング OK
・給気口およびクーラースリーブ OK
・点検口 OK
・カーテンボックスの止まり位置 OK
・下がり天井の位置 OK
・壁下地の種類 OK
・断熱材の折り返し状況 OK

などなど、現況との整合性を確認しながら、
間取り図の各記号に、チェックマークの”レ”を記載していきます。

さらに間取り図とにらめっこしていると、
廊下側の壁の位置を示す寸法線が壁の中にあるのではなく、
部屋の中を示しているのを発見!

通常、この寸法線は壁芯を示すものであり、
基本的には、コンクリート壁などの構造躯体のセンターを示します。
ただし、フカシなどにより、若干偏芯する場合もあります。

でも、部屋の空間部分を示すことはありません。

お部屋の検査を終え、
マンション内覧会場で、売主と施工会社との協議の場です。

「この間取り図で、寸法線の引き出し線を延長すると、
 壁ではなく室内の中になっています。何を示しているんでしょうかねえー。。。」

すると、売主担当者が間取り図を覗きこみ、
「確かに、壁芯を示していないですね。誤記でしょう!」
と、簡単に答えます。

「すると、この間取り図の左上に記載してある専有面積との整合性はどうでしょうか?」

ここで、
売主担当者の顔が一瞬、青くなります。
慌てて、電卓を用意し、”パチパチ、パチパチ・・・・”
専有面積を計算していきます。

そして、その電卓の計算結果を見て、
さらに顔が青くなります。

「記載の専有面積と、計算結果が違っています。。。」

専有面積が違うということは・・・・・

・重要事項である建物形状説明のミス
・管理費、修繕積立金の算出根拠が崩れる
・土地の持ち分割合の根拠が崩れる
・マンションの延べ床面積や容積率が違ってくる

などなど、大変なことになります。

で、
何を勘違いしたのか解りませんが、
青くなった売主担当者を横目に、
施工会社担当者に、
「設計図を持ってきてもらえませんか!」
と、お願いします。

そして、その設計図の詳細平面図を確認すると、
寸法線の位置と数値は、
パンフレットの間取り図に記載のものとは異なっています。

改めて、売主担当者は、電卓を、”パチパチ、パチパチ・・・・”

で、
電卓の計算結果を見て安堵の表情。

そうです。
結果は、パンフレットの間取り図寸法線の誤記だったんです。

うーん、良かった、良かった!

???
パンフレットの間取り図に誤記があることを素直には喜べませんよね!

でも、あの寸法線は一体、何を示していたのでしょうか?
未だに謎です。

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2009年05月26日 18:46に投稿されたエントリーのページです。

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