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内覧会同行ブログ 【石施工図の知識・配慮不足】

【246時限目】                           内覧会同行 アーキスケット 出口

マンション内覧会同行検査も終盤を迎え、
玄関周りのチェックです。

造作家具である下足入れの扉にキズは無いかなあーと隈なくチェック。
両開きの扉間の隙間は上下で均一かなあーと目視でチェック。
そして、扉相互の擦れ(干渉)は無いかなあーと開閉してチェック。

すると、
扉を開け、しゃがんだ時に見える、
石で出来ている下足入れの天板先端の裏側(3cm程度)が、
本磨きに仕上がっていないのを発見。

施工会社担当者に、
「この下足入れ天板の石裏側が本磨きに仕上げられていませんね。」
と尋ねると、

「扉を閉めた時に見える範囲だけ、石を本磨きに仕上げています。」

と思いもよらぬ回答が・・・・

「扉を開けた時でも、目の届く範囲で石を本磨きにするのは常識ではないでしょうか?」

「そんな仕様にはなっていませんし、常識でもありません!」

そこまで設計図や仕様書に記載されていないことは百も承知です。
それを逆手にとった回答をするとは・・・・
それとも、私の常識が非常識なのだろうか???


どうして、こういった事が起きてしまうのか。。。。

マンションを造るに当たっては、色々な職種があります。
そして、
石工事、造作工事、フローリング工事、クロス工事など、
それぞれの工事担当が
現場監督である施工会社社員に割り当てられます。

この程度の石工事だと、工事担当は若手社員でしょうか???

そして、石工事の施工図というものがあるのですが、
手慣れた石業者であれば、
この天板裏側も目の届く範囲は本磨きで書いてきます。
しかし、そうでない石業者もあり、
その場合は、石工事の担当者がそのことに気づき、
石業者に手直しの指示を与えなければ、
そのままになってしまいます。

従って、担当した若手社員の知識と配慮次第なのです。

所長、主任である上司も施工図に承認印を押しますが、
詳細なチェックは現実的には行えません。

でも、一人の若手社員の施工図チェックミスが、
何百所帯もあるマンションの仕上げに影響を及ぼすのですから、

上司も、ポイントを押さえたチェックや若手社員への指示はしてほしいものです。

今回、
売主検査か施工会社の自主検査で発見されており、
万が一の指摘に対し
想定問答を考えていた形跡があります。
最後まで、「仕様にはありません。」で押し通してきました。

マンション購入をされた方には、
「そんな細かいことは気にしませんわ!」
と、言われる方もいるかと思います。
今回のマンション内覧会同行のご依頼者もそうでした。

でも、マンションを造るに当たっては、
こういった細かい所まで配慮されて造られていることも知ってほしいのです。


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2009年06月08日 09:28に投稿されたエントリーのページです。

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