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内覧会★同行日記 【その土間コン ちょっと待った!】

【252時限目】                              author アーキスケット 出口

一戸建て建売住宅の内覧会です。

内覧会同行のご依頼者とは現地で待ち合わせ。
お約束の時間より30分ほど前に到着してしまいます。

ちょっと早すぎた!

現地では、
工事行程がかなり遅れているらしく外構工事が全盛期。

本来、一戸建て建売住宅の内覧会検査では
外構工事も完了しているべきなのですが、
往々にしてこんなケースがあります。

そして本日は、駐車場などの土間コンクリートを打設しようと生コン車が待ち構え、
職人たちは今にもコンクリート打設作業を行おうとしています。
しかし、現場監督はまだ来ていません。

「もうコンクリートを打設するんですか?」

と職人に尋ねます。

「そうだよ!」

「もうすぐ現場監督が来ると思いますので、それまで待ってもらえませんか?」


というのは、
このままの状況でコンクリートを打設するのはちょっとマズイ。。。

・ひび割れ防止用のメッシュ筋の重ね代がまったく無い。
  
 本来、一枚一枚のメッシュ筋どうしで、
 メッシュ筋の間隔かつ10cm以上の重ね代がなければなりません。

・メッシュ筋が砕石の上にただ置いてあるだけ。

 これでは、ひび割れ防止の役にたちません。
 本来、スペーサーといったものでメッシュ筋を持ち上げ
 所定の位置にセットしなければなりません。
 (※コンクリート天端からかぶり厚さを確保しながらも出来るだけ上部)

でも、直接私から職人に手直しの指示するのもちょっとマズイ。。。


しばらくすると、ようやく内覧会同行のご依頼者と若い現場監督がほぼ同時に現地に到着。
そして、内覧会検査に入る前にその現場監督と協議です。

「メッシュ筋の重ね代が不足(全く無い)していますよ!」

「えっ、メッシュ筋って重ねないといけないんですか?」

「・・・・」 唖然!

「メッシュ筋の下にスペーサーをセットしないんですか?」

「コンクリートを打設しながらメッシュ筋を持ち上げるから大丈夫です!」

メッシュ筋敷きの場合、よくこんな言い訳を聞きますが・・・・

「でも、左官屋さんがコンクリート表面を仕上げるとき、
 踏んづけてしまい下がってしまいますよね!」

「・・・・・」 言い訳が続きません。しかし・・・

「そんなことをしていたら、生コン車のコンクリートが固まってしまいます。。。」

確かにその通り。
生コンは、工場を出荷してから所定の時間内(外気温25℃未満で120分、以上で90分)
で打設をすることになっています。

「で、どうするんでしょうか?」

選択肢は2つ。
素早く対応するか。生コン車を返すか。

一戸建て建売住宅の購入者もこの話しを聞いている手前、
現場監督も前者を選択。
そして、テキパキと職人たちに指示を与えます。

職人たちも協力的で、
また、材料も持ち合わせていたこともあり、
30分ほどで手直し完了。

そして無事、土間コンクリー打設をスタートです。

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2009年07月02日 11:16に投稿されたエントリーのページです。

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