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内覧会★同行日記 【補助手摺下地はどこ太?】

【286時限目】                              author アーキスケット 出口

マンション内覧会でお部屋の検査終了後に、
私の挙げた指摘事項をひとつひとつその場所、場所に行って説明します。

そして最後のひとつ、施工会社立会者に確認します。

「カタログにある専有部分内部仕上げ表では、
 玄関、廊下、リビング・ダイニング、和室、洗面室、トイレに、
 将来用の補助手摺下地が取り付くことになっています。
 でも、どの位置に補助手摺下地があるのか解りません。。。。」

「そうですか。。。。」

「補助手摺下地の位置を示すものはマンション購入者に渡されないのですか?」

「その予定はありません。」

「それじゃー、マンション購入者はどうやってその位置を発見すれば良いのですか?」

「マンション管理組合への引き継ぎ図書として大工の造作図を渡すことになっています。
 それを見れば解ると思います。」

「補助手摺下地の位置が大工の造作図に記載されているというのは、
 マンション購入者はどうやって解るんですか?」

「・・・・・」

「大工の造作図では不親切ですよね。
 場所がちゃんと解るような説明資料が必要じゃないでしょうか?」

「売主と相談します。。。」

「ちなみに、この和室のどこに補助手摺下地があるんですか?」

「このアルミサッシの横だと思います。」

ここで、この内覧会ブログにたびたび目にする、”どこ太”くん登場!

この検査道具、針が出てきて下地がある場所が解るものです。

指示された場所に、
『プスッ』

”どこ太”くんの針は、石膏ボードを突き抜け空気層へ突入。

補助手摺下地なんかはありません。

「この位置には無いようですね。」

「内覧会場で設計図面で調べます。」

ということで、
マンションロビーに設営された内覧会場で設計図を確認します。

すると、
”手摺下地凡例図”なるものが記載されており、
平面図や展開図に補助手摺の位置が事細かに示されています。

なーんだ。この凡例図をマンション購入者に渡せば良いんじゃないの?

なんで、『大工の造作図を見てくれ。』なんて言うんだろう?

そして、その凡例図をよくよく見ると、
先ほど、”どこ太”くんで刺した場所ではなく、
アルミサッシの反対側に補助手摺下地があることになっています。

施工会社の立会者の勘違いだったんだあー。。。

と、思っているところに、
図面確認と並行して、
現地を確認しに行っていた現場所長らしき人が戻ってきて、
「リビングダイニングと和室には、補助手摺下地は入っていませんでした。。。」

「このお部屋だけではなく、このマンション全ての所帯も入っていないのでしょうか?」

「ハイ。全て共通です。。。」

この短い時間(10分程度)に、200所帯弱の全てを確認できたのだろうか?


すると、検査に立ち会った担当者の方が、
「補助手摺下地については、重要事項説明で記載されるべきもので、
 そこには補助手摺下地が記載されていません。
 ですから、カタログの、”表記ミス”だと思います。」

「補助手摺の取り付けは重要事項説明に該当するものではありません。
 追記として記載するかしないかは勝手ですが、
 マンション購入者には解らないことですよ!

 カタログにも明記されているし、
 設計図にも明記されているし、
 このマンションの設計思想ですよね!
 これは、”表記ミス”ではなく、”施工ミス”じゃないですか?」

「売主と相談し回答します。。。。」

一体、何を相談するのだろうか?

正当な理由があって補助手摺下地を取り止めているのなら、
ちゃんとマンション購入者全所帯に説明してほしいし、

施工会社の単純な、”施工ミス”なら、
デベロッパーは安易な妥協はしないでほしい。

でも、その場合、
所帯数が多いだけに大変だあー。。。

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2009年11月05日 16:48に投稿されたエントリーのページです。

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