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内覧会同行ブログ 【玄関ドアの作動はこんなもの?】

【316時限目】                           内覧会同行 アーキスケット 出口

マンション内覧会同行で、
玄関横の洋室で検査をしていると、
玄関の方から施工会社立会い者とご依頼者の会話が聞こえてきます。

「次は、玄関ドアの開閉状況、施錠状況の確認をお願いします!」

「ハイ。」

で、”スー、パタン”と玄関ドアを開け閉めする音。

「この玄関ドア、自然に最後まで閉まらないですね!」

「そうですね。。。この玄関ドアは気密性を上げるために
 玄関枠の周りにエアタイトゴムが取り付いているからです。
 このように取っ手を少し引っ張れば閉まりますよ!」

「今住んでいる賃貸マンションでは自然に閉まるんですけど、
 こんなものなんですか?」

「こんなものですよ。」

私の検査をいったん休止し、さらに耳を澄まし会話を盗み聞きします。

「この玄関の施錠は、防犯対策のため、
 ダブルロックになっています。
 また、サムターン回しといった窃盗手口ができないよう、
 ポッチを指で押さえながら回さないと施錠ができないようになっています。
 では、施錠の確認をしてみてください。」

「ハイ。」

で、”カチャッ、カチャッ”とサムターンを回す音。

「うーーん、なんだか鍵を閉めるとき引っかかるように思いますが・・・・」
 
「この鍵は鎌錠なので、受け金物に引っ掛けるようになっています。
 取っ手を少し引っ張れば、
 引っかからずに閉めることができますよ!」

「取っ手を引っ張らないと閉まらないなんて・・・・、
 こんなものですか?」

「こんなものですよ。
 では、次の確認事項のほうへ行きましょう!」


この説明でご依頼者が納得したのかどうか?
顔が見えませんので解りません。

私の方も内覧会検査を再開。
そして、玄関ドアもしっかりチェック。


で、ひととおりの検査を終了し指摘事項の説明です。
バルコニー、リビング、キッチン、洗面室と、
いくつかの指摘事項を挙げてから玄関に進みます。

玄関ドアを全開にして手を放します。

扉はドアクローザーに引っ張られ自然に閉まっていきますが、
エアタイトゴムを少し押したところで止まってしまい、
完全には閉まりません。

施工会社立会い者に、
「この玄関ドアは法的に常時閉鎖にしなくてはいけませんよね!
 これでは、ちゃんと閉まっていませんので調整をお願いします!」

「ハイ、調整させます。。。」

取っ手を引っ張って扉を完全に閉めた後、
ダブルロックの上下のサムターンを回しながら、

「ダブルロックの下の方のサムターンはスムーズに閉まるんですけど、
 上の方のサムターンの鎌錠が受け金物に引っかかりますね!」

「ハイ、調整させます。。。」

ご依頼者はというと、
何も言葉が出てこないようです。


ほとんどの方にとってマンション購入は、一生に一度あるかないかの出来事です。

「こんなものですよ。」

という回答に、

「そんなものかなー?」
と感じられてしまうのも無理ありません。

こんなとき、
お部屋の中に同じものはないか?
モデルルームに同じものはないか?
今お住まいのところに同じものはないか?

他の物と比較してみることで疑問が解消できることもあるかもしれません。


 

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2010年03月01日 09:34に投稿されたエントリーのページです。

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