【326時限目】 内覧会同行 アーキスケット 出口
「マンション内覧会なんですが、
コミュニティーサイトでマンション内覧会の評判が非常に悪いんです。。。
心配なのでマンション内覧会に同行してもらえませんか?」
「是非、同行させていただきます!」
「前もって、そのコミュニティーサイトでその評判を見ておいてください!」
私は、通常コミュニティーサイトは見ないのですが、
ご希望があったということもあり事前に確認します。
確かに評判が悪い!
でも、その評判の悪さは、キズ・汚れです。
マンション内覧会当日の検査です。
確かに評判通り、キズ・汚れの指摘はたくさん出てきます。
でも、それ以上に、
図面との相違、パンフレット仕様との相違、ありえない納まりなどなど・・・・
内覧会のプロから見ると、
もっと、もっと大きな問題点が発見されます。
4回目のこのマンションの内覧会同行で、
検査終了後、内覧会場で協議・確認を終えると、
向こうの方から、
つかつかつかと、
年配の方がこちらへやってきます。
名刺を差し出しながら、
「私、このマンションの統括所長〇〇と言います。
これまで何度か内覧業者さんのやり取りを聞かせていただくと、
信頼できそうなのでお尋ねします。
このマンションの出来はどうなんでしょうか?」
「統括所長自身でひとつのお部屋でもいいですから検査したことありますか?」
「・・・・・」
あれから1年半後。。。。
新たな新築マンションの内覧会です。
受付で内覧レディーが、
「ご無沙汰しています。こちらのマンションでも検査依頼があったんですか?」
「ハイ、またよろしくお願いいたします!」
で、内覧レディーとともにお部屋に向かいます。
途中、
「このマンションは評判が良いんです!!!
これまでの内覧会では指摘もほとんど挙がっていません!」
「そうなんですか。」
「ここの施工会社の責任者が厳しい人みたいで、
徹底的に事前検査を行っているんです。」
「それは良いことです。」
で、お部屋に入り検査を進めると、
内覧レディーが言うように、
お部屋の中は指摘がほとんどありません。本当に素晴らしい出来です。
検査を終え、内覧会場でのまとめを終了し、
「本日はありがとうございました。」
とお開きの挨拶です。
すると、向こうの方から、
つかつかつかと、
年配の方がこちらへやってきます。
名刺を差し出しながら、
「私、このマンションの責任者で統括所長の〇〇と言います。
前のマンション内覧会ではありがとうございました。」
そうです。1年半ぶりの再会です!
「あの時の統括所長ですか!?」
「ハイ、このマンションはどうでしたか?」
「お部屋の中は素晴らしい出来ですね!」
「ありがとうございます!」
「でも、2階外廊下の外壁側タイルの伸縮目地を1本忘れていますね。。。」
「えっ!」
この階だけタイル伸縮目地が入っていないなんて、
施工上、ありえない。
(上の階から下の階まで水糸を張るので。)
理由はともかく、
この手直し、結構大変。
足場を作らないといけないし。。。
目地調整のため、タイルをある程度の範囲で貼り直さないといけないし。。。
今度、この統括所長と再会するマンションでは、
お部屋の中も、共用部分も、
素晴らしい出来のマンションになっていることでしょう!?