【337時限目】 内覧会同行 アーキスケット 出口
木造3階建て住宅の内覧会同行。
3階の洋室から内覧会同行検査スタートです。
部屋には幅1.6m、高さ1.3mの大きなFIXガラス窓。
周りには高い建物もなく、
3階といっても、
意外と周りの景観が楽しめる開放的なお部屋です。
でも、このFIXガラス窓に泥が付いているのがちょっと残念!
足場を解体している時にでも付いてしまったのだろう。。。
本日の指摘NO1.です。
ひととおりの検査を終了し、
私の指摘事項をひとつひとつ説明です。
「NO1.付箋がついているのでご依頼者の方からも指摘があったと思いますが、
洋室のFIXガラスが泥で汚れていますね。」
「ハイ、指摘が挙がっています。クリーニングします。」
「ここは3階。ガラスはFIX窓。
どうやってクリーニングするんですか?」
ここで初めてご依頼者も問題点に気付きます。。。
「えええー??? どうやってクリーニングするんですか?」
「・・・・、道路から高圧洗浄機でクリーニングします。。。」
「本当にそんなことができると思っていますか?」
「・・・・・」
「そもそも、なんで3階の窓をFIXガラスにしたんでしょうか?」
「非常用進入口だからです。」
「引き違いサッシではダメだったのでしょうか?」
「非常用進入口は幅75cm以上、高さ120cm以上必要であり、
引き違いサッシでは確保できませんでした。」
「確かに寸法的には厳しいですね。でも、その他の方法を考えられたんじゃないですか。」
「・・・かもしれません。でも設計図どおりですから。」
「設計者のガラスクリーニングに対する配慮不足ということになりますね。」
「・・・・・」
「先ずはご自身で、FIXガラスの泥汚れを高圧洗浄機でクリーニングしてみてください。」
「・・・・・」
「いずれにせよ、素人のご依頼者には出来ませんよね。
対策を検討していただけますか?」
「検討します。。。」
内覧会の検査では、
”今更、どうしようもない”
といったことを発見するケースが多々あります。
その中には、
”設計者の知識不足、経験不足、配慮不足”
が原因であることも少なくありません。
設計者には、
どんな質問を受けても、納得いく回答ができるような設計をしてもらいたいものです。
住宅購入者は、
設計者や施工会社を信頼して購入するしかないんですから。。。