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内覧会同行ブログ 【半地下構造の防水納まり】

【347時限目】                           内覧会同行 アーキスケット 出口

一見、
道路側から見ると3階建ての木造住宅。

でも、建物の反対側から見ると、
1階部分が半分ほど地中に埋まっており、
建築基準法上は、地下1階、地上2階建ての木造住宅です。

こんな時の設計は、
基礎コンクリートの立ち上がり壁を高くし土圧に耐えるようにしています。

で、
防水はどうなっているのかなあー?

と、内覧会検査の為に
事前に送付されてきた図面の矩計図(断面詳細図)を確認します。

床コンクリート(耐圧版)と基礎立ち上がりコンクリートの間には、
”止水板”

基礎立ち上がりコンクリートの外周部には、
”外防水(塗布)”

と明記されており、

この設計者、
防水の基本が解っているうー!!!
と安心します。

内覧会検査も終盤、
建物外周廻りの検査です。

まだまだ、外構工事は未済の状況なのですが、
玄関前のグレーチング内に見える基礎立ち上がり部分は、
どう見てもコンクリート打ち放し。

あれっ、外防水はしていないの?

今度は場所を変え、
建物際の土を掘り起こして半地下外周壁面を確認します。
すると、
どう見てもコンクリート打ち放し。

間違いなく、外防水はされていない!

売主施工担当者に、

「矩計図では、外周基礎立ち上がり部分に、
 ”外防水(塗布)”と記載がありますが、
 外防水がされていないように見えますね。」

「”内防水”に変更しています。」

「そうなんですかあーーー。
 防水は水の入る側で行う外防水の方が良いと思いますが、
 内防水にした理由は何でしょうか?」

「施工上の理由です。」

「内防水の方が施工しやすかったということですね。」

「・・・・・」

「床コンクリートと基礎立ち上がりコンクリートの打ち継ぎ部分には
 止水板は入れてあるんですか?」

「いえ、内側の入隅部分に防水材を詰めています。」

「そうなんですかあーーー。」


どうやら最悪に事態である防水施工の忘れではなかったようです。

しかし、この住宅は床下がなくネダフォーム敷きの納まりで、
従って床点検口もないので
内防水が確実に行われているという確認ができません。

で、間違いなく内防水がされているのであれば、
防水業者から保証書が出るはず!

「防水保証は出るのでしょうね。」

「ハイ、10年保証が出ます。」


漏水は結果論。

内防水でも漏水しなければ良いのですが・・・・
個人的には(設計者も?)、
外防水が絶対に良いと思っています。

床下が無く、点検口が無いのも気になります・・・・
万が一、漏水した場合、
いつになったら気が付くのか解りません。

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2010年07月14日 12:57に投稿されたエントリーのページです。

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