【379時限目】 内覧会同行 アーキスケット 出口
東京都内の小規模マンションの内覧会同行のご依頼です。
事前に送付いただいた資料を見ると、
今まで数多く内覧会同行をしている建売住宅の売主なのです。
この売主がマンション販売をしているとは知らなかった!(失礼。。。)
そして、施工会社はというと、
名前を聞いたことがないゼネコンです。(失礼。。。)
マンション内覧会当日です。
先ずは、バルコニーの検査から。
間取り図では、
2段積みのクーラー室外機置き場が想定されています。
しかし、転倒防止用のアンカーが無い!
で、内覧会検査に立ち会った施工会社の担当者に、
「この壁には、転倒防止アンカーは無いのですか?」
と尋ねます。
「・・・・・」
意に介しません。
「外壁は共用部分になるため、
マンション入居者が勝手に転倒防止アンカーを打つことができません。
転倒防止アンカーを打つためには、
マンション管理組合の承認が必要になるため、
一般的には、事前に転倒防止アンカーが打ってあるか、
マンション管理規約に例外措置の記載があるんですけど、
このマンションではどうなっていますか?」
「私の方では解りませんので、内覧会場の方で上司から説明させます。。。」
お部屋の検査を終え内覧会場です。
すると、現場所長が現れ着席です。
で、先ほどの質問を投げかけます。
「・・・・・」
意に介しません。
「私の方では解りませんので、設計者の方から説明させます。。。」
すると、設計者が現れ着席です。
で、先ほどの質問を投げかけます。
「・・・・・」
意に介しません。
「私の方では解りませんので、売主担当者の方から説明させます。。。」
すると、売主担当者が現れ着席です。
で、先ほどの質問を投げかけます。
「・・・・・」
意に介しません。
「私の方では解りませんので、マンション管理業者に聞いてきます。。。」
しばらく雑談。
すると、再度、売主担当者が戻ってきて着席です。
「マンション管理規約には例外措置の記載はないとのことです。
そして、
マンション入居者から申し入れがあった場合は、
マンション管理業者の方で許可しているとのことです。」
「マンション管理組合が許可するのではないのですか?」
「当初は、マンション管理組合が存在しませんから。。。」
「それもそうですね!」
でも、
マンション管理業者に、許可を与える権限があるのだろうか?
そもそも、
マンション管理業者に回答を求めるとは。。。
「では、マンション管理組合が発足した後は、
いちいち、マンション管理組合に承認を取らないといけないのでしょうか?」
「・・・・・」
「何らかの対策を検討していただけますか?」
「・・・・・」
即座の回答はできない様です。
マンション内覧会同行のご依頼者には、
「もし、売主が何の対応もしない場合は、
マンション管理組合が発足してから管理規約を見直しする手があります。」
とアドバイス。
きっと、この売主の今後のマンション計画では改善されていくのでしょう。。。