【406時限目】 新築一戸建て住宅内覧会同行 アーキスケット 出口
404時限目の続編です。
震災以降、新築一戸建て住宅の売主が
内覧会事前調査で見落としていた
2階の外壁ひび割れ調査の資料がメールで届きました。
やはり、複数のひび割れが発見されています。。。
これで、合計19本の外壁モルタルのひび割れです。
「こんなにたくさんのひび割れが生じているのに、
外壁全面をつくり替えることを要求できないのでしょうか。。。」
震災とは言え、
入居前の新築住宅なのに、
外壁にひび割れが生じたことに不安であり納得できない様子です。。。
「売主と協議をして相手が受け入れてくれれば良いのですが、
難しいかもしれませんね。
外壁のひび割れをしっかり補修してもらうことが大事です。。。」
「どんな補修をしてもらえば良いのでしょうか?」
「内覧会同行の時にひび割れ周りを打診棒で調査した結果としては、
モルタルに浮きは見られませんでした。
後は、雨水がひび割れ部分から浸入させないことと、
外壁リシン吹き付け塗装の仕上がり具合が大事です。」
雨水が浸入するひび割れ幅は0.2mmから0.3mm程度。
「送付いただいたひび割れ調査の資料ではひび割れ幅の記載がないので
売主に確認してもらった方が良いです。」
「解りました!」
「それと、売主側のひび割れ補修方法も確認してください。」
「解りました!」
すると、即日にひび割れ幅と、それぞれの補修方法を記載した資料が
メールで届きます。
売主の素早い対応に感心します!
で、補修方法をみると、
2階窓上にある一番大きな0.6mm幅のひび割れには、
コーキングして部分的なリシン吹き付け塗装。
この部分は目立たない場所だし、ひび割れ長さも短い(15cm程度)ので、
これで良し!(と考える。。。)
2階バルコニーに複数集中している0.35mmから0.25mm幅のひび割れには、
コーキングしないで全面的にリシン吹き付け塗装。
雨水の浸入は大丈夫だろうか?ちょっと心配。(と考える。)
西面外壁に2本長く伸びた0.2mmから0.1mm幅のひび割れには、
部分的にリシン吹き付け塗装。
部分的なところで既存のリシンに新しいリシンを吹き付け塗装をするので、
ミミズが這ったようにならないだろうか?
仕上がり具合がちょっと心配。(と考える。)
北面外壁のあちらこちにあるアルミサッシ周りの0.2mmから0.08mm幅のひび割れには、
全面的にリシン吹き付け。
ここまでひび割れが多ければ、
見た目にも全面的にリシン吹き付け塗装をせざるを得ない!(と考える。)
外壁ひび割れ補修方法も様々。
防水の観点から一番良いのは、
ダイヤモンドカッターでひび割れ部分をVカットしコーキング。
見た目の観点から一番良いのは、
全面下地処理を行ったうえでの全面リシン吹き付け塗装。
コストの観点から一番安いのは、
部分的な塗装補修。
新築住宅購入者 vs 売主
防水、見た目、コストのせめぎ合い。
外壁ひび割れ状況によって、
新築住宅購入者も売主も納得する補修方法を協議・選択しなければなりません。